5日目 9月11日Wed.「ライダーハウス体験」

飲み過ぎで喉がカラカラに乾いて起床。朝ごはんは早くから開いているというパン屋さんへ行こうということで、車に乗って『麦音(むぎおと)』へ。広ーいイートインスペースのあるお店に、広ーいすてきなお庭もあってテラスでごはんも良さそう。でも、朝早くてちょっと寒いから行かなかった…。
ここの製品は小麦をはじめ、十勝産の食材を使っている地産地消のお店です。とてもおいしいパンやスープでお値段は安いのだけど、とっても贅沢で優雅な朝食♩

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いちどnaoさんの家に戻って、彼氏さんの出勤お見送り。やっと女子3人だけになったじぇ!どこか温泉でも…なんて最初は言っていたのにぶっちゃけおしゃべりタイムになってしまい(これがまぁ楽しい訳ですが)、このままでは夜までこのペースでしゃべってそう。
とりあえずランチは外で食べようと、朝ごはんで行った『麦音』にほど近い『蕎麦人(そばんど)』へ、立派なくるみの木がどどんと駐車場のど真ん中に立っているので、その下にバイクを停めます、くるみの実がなってるの初めてみたわー。14:00とランチ営業に滑り込みで入ったので、品切れになっているメニューもありますが、ここは地場産のもの食べたいね、ということで、十勝豚と芽室産マッシュルームのあたたかいつけそばに。

この時、他のおそばは売り切れてしまっていたので二八になったのだけど、二八や十割、田舎十割太麺や更級や平打ち田舎…などなど違うおそばをチョイスできるんだそうです。多度志(たどし)産のそば粉に江別のハルユタカをつなぎに使った二八はしっかりしたコシのある元気のいいおそばで、つけ汁はちょっと甘めのやさしい味でした、十勝豚はうまいねぇ。

ごはんを食べたところで、この後どこまで移動するか、このまま帯広ステイか…。予報では今夜は夜だけ雨…なので、かなり真剣に悩みます。naoさんの家は居心地がいいので連泊させてもらえるのはうれしいのだけど、完全に沈没(旅の停滞)してしまうだろうから、残りの日程と行きたい場所を考えるとやっぱり今日のうちに東へ移動したいたなぁ。ただ、もう15:00過ぎだからどこまでの移動が現実的かなぁと、あとむちゃんとnaoさんを巻き込んで相談。最終的に女性部屋のある川湯温泉の『EZOライダー川湯営業所』のライダーハウスに決定。

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ここであとむちゃんは江別のお家へ帰るのでここでバイバイ、私は川湯へ、naoさんは足寄までお見送りツーしてくれるということで、一緒に道東自動車道の池田インターを目指します。

池田インターで、ポカをやっちまったのです…。高速の入り口は2つのゲートがあって、それぞれ上りと下りで分かれていることに気がつかずトマム方面への入り口に進入してしまい「まぁ、その先のコーンの間から下り方面へ行けばいいやー」と思っていたら、しっかりコーンはロープでつながれていて通れないようになってる!ヾ( ̄0 ̄;ノ
やばっ!と停まってあわてていたら、料金所からマイク越しに「これから係員が誘導するから動かないでー」とでかい声で言われて、おじさんふたりに誘導されて一度出口から出て、再度足寄方面の入り口から入り直しました~、naoさんは大爆笑。いやー、これはこっ恥ずかしかったわ。

気を取り直して高速を一気に足寄まで。R242へ降りたコンビニで停車してライハに予約の電話をして、ここで帯広へ戻るnaoさんとバイバイ。既に16:30を過ぎていたので川湯へ急ぎます。
ノンストップで一気に行きたかったのだけど足寄峠で冷えてしまって、生理現象解消のために阿寒のバスターミナルで休憩。阿寒横断道路ではちょっと霧も出てきて思うようなペースで進めず摩周につくころには、だいぶ暗くなってしまいました。
貧弱なライトで走るのが怖いので車にくっついて(譲られない程度には車間をあけて)走ります。硫黄山方面へ曲がるとほんとに真っ暗で走ってる車もいなくて、特に真っ黒なミラーを見た時すっごい心細いのなんのって(笑)

13hkd_28ケモノに出会うことなく川湯の町へ到着、ちょっと迷って18:30にEZOライダー川湯営業所へ到着。丁寧に宿泊の説明や近所の宿の温泉の営業時間を教えてもらってお部屋に。お布団はないと思っていたのにあるし、ちゃんと女性部屋あるし、ありがたいことにバイクにカバーまでかけてくれます。

着替えて『川湯第一ホテル忍冬(すいかづら)』へお風呂入りに行こうとしたところ、ライハの個室へ宿泊している伊万里からいらした紳士のライダーYさんに食事に誘っていただき、お風呂から戻る時間に合わせてもらってご一緒させてもらうことに。忍冬は高級温泉旅館でとても気持ちよく利用させてもらいました、いい宿はドライヤーのワット数が大きくて乾きが良いから好きなのよね。

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お風呂から戻ると、先ほど誘っていただいたYさんが島根の大学生ライダーTくんも誘っていて、3人で近くの居酒屋『いなか家 源平』へ繰り出します。ほっけ焼きに今年初のさんま刺し、おすすめのコロッケにザンギ…と北海道の味が盛りだくさんで、ヘタレな私はすぐにハライッパイ…(でかいほっけが敗因だと思われ)、男性陣は締めのラーメンまでキメていたのがうらやましかった~。

翌朝は雨が残っていたら朝ごはん食べ損なっちゃいそうなので、ライハへ戻る前にセイコーマートへ寄ることに。お二人はお部屋に戻るということで、分かれてお買い物へ。買い物をしていると、さっき分かれたばかりのTくんがやってきて「ライハの方が星を見に摩周湖の展望台へ行きませんか、ということでクルマ出してくれたんですよ」とうれしいお誘い!さっそく一緒に車に乗せてもらって一路、真っ暗な摩周湖畔線へ。

13hkd_30標高が上がるにしたがって、もわもわとガスが…第三と第一と両方の展望台へ行ったけれど、残念ながら星は見えなかった。
だけど夜の摩周湖とか絶対行かない(行けない)ところへ連れて行ってもらえたのは良かった。初めて霧の摩周湖(いつも晴れてる)体験だわ〜、暗くてよく分からないけど(笑)。
帰り道すがら、硫黄山の駐車場にも寄って、そこからは星が雲の隙間からキラキラと見えたました!
他のお客さんがいない静かな状態なので、硫黄山の噴出のボコッボコボコッという音も聞けたし、とても楽しみました。EZOライダーの森山さんありがとうございました。

ライハに戻って充電するものをセットして、ふとんに入って明日のルートでも考えよう…と思ったんだけど即、寝落ちしてました。

晴れ 帯広~足寄~阿寒~川湯温泉 194km

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