[ 03.09.10 wed. ] 曇りのち大雨、のち晴れ

朝、6:00だというのに薄暗い、あ〜今日はじぇったい天気が悪い。。。
分かっていてもほんのひと握り期待してしまう。
予定では今日は知床の、カムイワッカ湯の滝へ行くつもりだったけれど、
雨が降りそうなのと、移動距離がかなりあるので今回の旅では勘弁してあげました(爆)
予報では降水確率は午前70%午後30%なので、今は降っていなくても
確実に雨
かっぱを着て、出発。コンビニで朝食を済ませます。
今日のテーマは
『さみすぃ』と、決定して『さみすぃ』風景が期待できそうな野付半島へ。
中標津からR272、野付半島にはいり道道950へ。途中でナナワラを見るため、9:30ころ駐車場に停車。

ちょっと遠いけれど、
ナナワラとは海水に侵食されて
立ち枯れしているナラの木のこと。
(
トドワラはトド松の木のこと)
今日のどんより天気がぴったり、さみすぃ〜。
そしてトドワラPA(03版TM P44-H-6)に
寄るものの、観光バスの人達が大勢いたので
先っちょまで行くのはやめました、
なにせ今日は『さみすぃ』がテーマですから。
お土産屋をひやかして、
今日のお昼は斜里に行こうと出発。

ナナワラをみつめるシェルパくん。

ナナワラ。


放置されていたトラックたち。
帰りすがらに放置されて
朽ちるままになっている
トラックが3台

これまた『さみすぃ』被写体に
なります。
そして行きにも見た、ナナワラを
今度はもっと近くの道路脇に
バイクを停めて撮影タイム。
かなり『さみすぃ』
写真が撮れたかな?

いまにも泣き出しそうな空。

R244を海沿いから網走方面に左折したところ、
お〜道が
えらい真っ直ぐ
ちんさんは、やっぱり路肩に停車して撮影、と思ったら
さっきまで車はいなかったのに、急に
ちょこちょこ車が通ります。まあ世の中こんなものなのよね。
再び走り出したところで、ぱらぱらと
あ〜本格的な雨だよ( ̄▽ ̄;)
覚悟はして、かっぱは着ていたけれど、やっぱり嫌だわ〜。

それでも、こんな雨の日は
「温泉よ、おんせん!」という事で、
国道から笹の沢林道へ
雨のダート、ドロドロ道を進み、10:50ころ
川北温泉へ。

とうとう降り始めました。



男女別、脱衣所完備。

いちおう洗い場もあります。
駐車場には、車もバイクも停まっていません、
背の低い囲いの向こうを覗いて
ちんさんニッコリ
「貸し切りだよ♪」
屋根付き、椅子・テーブルありの
簡単な休憩所もあるので、
かっぱを脱いでここへ置き、
早々と湯の中へ!ちょっと熱めの
白濁したお湯、きもちいい〜…

なにせ貸し切りなもんだから、
男湯の覗きもしちゃいました、「!」。
ちんさん、雨で頭が濡れるのが嫌らしく、
コンビニ袋をシャワーキャップがわりに
かぶっています(笑)
ひとしきり、はしゃいだ後、まったりしていると、
バイクや車がくる音がして、なんだか男湯が賑やかに、
結局女湯はあがるまで誰も入ってきませんでした。
いや〜、ここは良いねぇ、無料だし。お気に入り♪

雨もここでは小降りに。
足だけでごめんなさい。

お腹が空いて、体がぽかぽかしてきたら、のぼせてきたので、男湯に「あがるよ〜」と声をかけてあがります。

休憩所でだらだらとしていたら、あとからあがってきたおにーさん、
ここまで
オンのリッターバイク(見ても車種が分からなかった)で来たそうな。
このバイクで、ここより
もっとダートがきつい岩間温泉も行ってきたそうで、
思わず
「まじ?!」とでかい声をあげてしまいましたf^_^;
彼いわく、「ゆっくり行けばななんとかなりますよ」と爽やかにほほえんでいました、
怪我とかしないでねぇ、と勇者のおにいさんと別れて、お昼ごはんを食べに出発です♪


このボリュームでたったの¥800。
『味処 ひろた』
北海道斜里郡斜里町本町24−13
初日のキャンプでFuGさんに良いと言われていた、
斜里の食堂
「味処 ひろた」に向かいます、が
途中からざんざん降りの大雨に、12:30ころ到着するものの、
店の前は道路の半分が埋まる水溜まりになっています。
すでにオフ
ブーツの中はぐちょぐちょ…、
外でかっぱを脱ごうとしていると、
店主のおとーさんが「せっかくかっぱ着て、体濡れてないんだから、
店の中で脱ぎな〜。かっぱもメットもカウンターに置いていいから」と、
ばっちい、ずぶ濡れライダーにやさしい言葉(^-^)
その後も「
寒かったっしょー、座敷で靴脱いで
ゆっくり座って休んでいきな。温かいお茶もたくさんあるから」
とポットごと置いてくれます。
メニューを見ると、刺身・寿司、焼肉、ラーメンetcなんでもありです。

ここは3人とも、FuGさんおすすめの刺身定食に。
カウンター越しにおとーさんと色々お話をしながら、
出てきた『刺身定食』は、
今日の
お刺身7種を2枚ずつと、
いくらの小鉢、かぼちゃの煮物、おしんこ、サラダに
ごはんとおみおつけ。
おいしいし、このボリュームで¥800なのが驚きです。
おとーさんの言葉に甘えてだらだら座敷で過ごしました。
夜は¥1200でラーメン付きで、素泊まりも
させて下さるそうです。

安価でおそうざいも販売。

『ひろた』の外観。


晴れていたら
もっとキレイなんでしょうね。
お腹も膨らんで、でも雨は相変わらず降り続いていますが、
いいかげんに帰らないと暗くなってしまうので、かっぱを着て店を出ます。
「まるで
かっぱの耐久テストじゃない〜(>_<)」っていうくらいの
ざんざん降り中、14:30ころ
神の子池(03版TM P43-F-5)へ
(この雨の中を行くチャリダーさん2人も頑張ってたなぁ)。
ダートを走っていると、観光バスに追い付いてしまい、
抜きたくても抜けず、駐車場まで後ろを走ります。
すでにもう1台の観光バスが停まっていて、わいわいしています。
雨よけもない状態で濡れながらバスが出ていくのを待ち、
それからさっきまでの喧騒が、嘘のように静かな神の子池に、
雨で少し濁っていたけれど、不思議なブルーともグリーンともいえない色でした。


『緑の湯』
北海道斜里郡清里町緑町26
TEL 01522-7-5511
営業時間 10:00〜21:00
大人280円

ひろびろした休憩所。
そして、ぐちょぐちょのブーツで、
すっかり体も冷え切ってしまったので、
またまた温泉へ。
15:00すぎに清里町にある
『緑の湯』
湯温の違う内風呂2つに露天もあって、
体を温めます。
アメニティはまったくありませんが、
常に温泉フルセット持参なので、
体もきれいに洗って、
大きな休憩所でごろごろまったり。
ちんさんがいつもの様にカメラを構えています、
(常に写真を撮りまくるので、ちびまるこちゃんの
「たまちゃんのパパ」のよう)

でも、「あれ? 入れ換えたメディアを認識しない!」
さっきまで使っていたメディアに入れ換えても認識せずに、焦っています。
あの雨で壊れたのかしら?
そうしたら初日から、さっきまでの写真がパー?!
「ちょっと乾かしてくる。」と脱衣所へ、ドライヤーの音がしてきます。しばらくして、
「直った(^O^)、今までの画像も無事♪」と笑顔で戻ってきました。ふぅ良かった〜
ちんさんの旅始めの半分の写真は、消滅していたかもしれない、ピンチがあったのです(笑)

安心したところで、
またぐちゅぐちゅの冷たいブーツを履いて帰ります。
あ〜不快だわ〜。
R391を南下していく途中でさっきまでの雨は止み、
硫黄山や他の山たちも見えてきて、
摩周湖の近くにきたら、
雨雲はいったいどこへやら、日もさしてきました。

雨があがったよ。


霧がかっていますが…

すっかりなくなりました。
道道52を登って、
第3展望台(03版TM P43-E-6)に
バイクを停め、
霧の摩周湖へ
やっぱり霧につつまれています。
が、強くて冷たい風がびゅーびゅー
吹いていて、
湖面の霧がどんどん払われていき、

しまいにはクッキリ、ハッキリ!
f^_^;はて、晴れた摩周湖をみると婚期が遅れるとか聞いたことがあるけれど…
もう十分遅れているから大丈夫でしょ(自虐的)

帰り途中にスーパーで今夜の食事の買い出しと、100円ショップで
ようやく旅の日記帳を購入。テラスで今回持参して、
まだ使っていなかった
焚火台に炭火を暖房がわりに起こして、
お夕飯の支度をします。

反対側の屈斜路湖も良く見えます。


かがり火、ランタンの明かりに
ダッチオーブンに焚き火台…
豪華絢爛なキャンプです。

ジューシーな炭焼き豚串。
ちんさんが赤ワインたっぷりの
ビーフシチューをダッチで作って、
ちゃっきいが炭焼き豚串と飯炊きを、
私は飲みながらようやく
買った日記帳を、
忘れないうちに、
初日から付けていましたφ(◎-◎ ;

豚串は塩で焼いてレモン汁をかけて、BEER
くいくいすすみます。


炊きたてごはんと、
あったかシチュー。
ほどなくビーフシチューも煮えて。
ごはんと一緒にいただきます。
野菜の甘みが出て、とってもおいしくあたたまり、
これは
ワインがすすみます。
車で来ていたご夫婦からは
「ホントにバイクで
来たんですか?」

いわれるくらい、我々のゴーカケンランな宴。。。

けっこう必死に思い出しながら
日記つけてます。

たくさん食べて、飲んで、キモチが良くなってきたので。
片付けて、テントに戻ります。明日は
天気予報では、良いお天気とのことなので
撤収のためにも早起きしなくちゃ。


●本日の走行距離:334km●合計:334km●

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