[ 03.09.07 sun. ] 快晴

早朝の3:00に放送がかかり、そろそろ着岸とのお知らせ、
まだ外は真っ暗、小樽の町並みは見えません。
もたもた着替えて下船の準備。
車両フロアに行って、また荷物をくくりつけます
荷物の多い私達は、ここでも「もたもた」くくり付けているうちに他のライダーは
さっさと下船をすませてしまい、
一番最後の下船、さて!いよいよ
待望の上陸です〜
荷物の重みで倒れそう。


小樽港のキレイな朝焼け。
期待で胸がイッパイ♪
朝焼けの小樽港、写真を撮ってエンジンかけて出発、
早朝なのもあるけれど風が冷たい、やっぱり北海道なのね、
ウインタージャケット着てきてよかった。

まずはセイコーマートで朝食です、わ〜い
初セコマ
普通のコンビニなんだけど少量の生鮮品もあって、ちょっと感心。
給湯がポットじゃなくて蛇口から出るのも新鮮、
パンとかおにぎりを
「暖めてよかったですか?」
聞かれたのにちょっとビックリ、寒い地方らしいですね〜
せっかくなので暖めてもらいました。


セイコーマート、
この旅の朝食は
ほとんどココ。
店員の口調で気がついたのは、
なんにも頼んでいないのに、過去形で聞き
かえす
某居酒屋チェーンの
ヘンなマニュアル敬語、「〜でよかったですか?」を
どこにいっても使っていて、
某居酒屋チェーンも、たしか北海道のお店だったし
これは北海道ではポピュラーな言いまわしなのかしら?


そんな感じで腹ごしらえも済ませたので
R231を北へ向かいます、道が広いぞ! すれちがうライダーから
初ピースサインをいただきました、
ぼけ〜っと風景ながめながら走っていたので
お返しが間に合ったかどうか…。

道が広くてすいすい、お天気も良くなりそう♪
途中厚田のトンネル内で、車線中央に1台の放置自動車が…、
ナンバーも付いていないので、ココで捨てられたのは確実。
う〜ん、
不法投棄ですらダイナミック(ーー;

石狩国道、まだ朝で風はつめたいけれど、
キモチいい〜。

浜益海浜公園でちょい休憩、トリップメーターを見ると、
昨晩の燃費の悪さを考えると、もう、そろそろ給油しないと、あっと言う間に100kmくらい走っちゃうので危険、
では
フラッグも欲しいのでホクレンで入れましょう。
とーこーろーが、早朝の日曜日とあってホクレンどころか
GSがみ〜んなおやすみ
関越での恐怖体験がよみがります(−_−;)
留萌(るもい)に行けばあると地図には記載されています、なんとか頑張ってくれー
と念じながら
メーターばかりみて風景も見ずにドキドキで走り、
留萌市内をくるくるまわって、ようやく開いているJOMOハッケン!
ほっとひと安心、思ったよりギリギリではなかったのは、北海道では燃費が良くなったからかな?


広くて、なんだか嬉しくって
意味無く走ってしまった。
しばらく休憩して、またまたR232にもどり北上します。
ツーマプでチェックした、
苫前の上平グリーンヒルファーム(03版TM P51-B-5)の
風力発電のプロペラが見えてきたので、立ち寄ります。
これが分かりにくい道で、細いダートが別れていたりして
地元の農家の方が大きな声で、ものすごく遠くから「そっちじゃないよー」と
教えてくださいました。ほとんど聞こえていなかったけれど、
親切にありがとうございます。

9:30到着、たくさんのプロペラがあります、
ただ今日は風がほとんどないので回っているのは数基。

そして、
牧草ロール発見! 早速近付いて行ってみます。
でかっ! こんなに大きいのか〜、
においなんかもかいじゃったり(枯れ草のにおいだった)、
手で押してみたり(ものすごく重たい)。
はしゃぎまくります、『牧草ロールに風車』絵になります、
海には利尻富士がキレイに浮かんでいます。

しかし、さっきまでの寒さはなんだっていうくらい
気温があがってきました、バイク走らせていないと、
かなり暑い、ふぅ。さて、また先を目指しましょう♪

上平グリーンヒルファーム、案内板もないので
分かりづらかったです。

早朝5:00から走りはじめて、10:40、
そろそろ小腹も空いてきたので、
休憩がてら『道の駅 富士見』
(03版TM P54-D-3)で、
朝もぎの、茹でとうきびをGET

ちょっとベチャっとしてたけれど
ものすごく甘くて、おいしいかった♪

ノーマルに食べても、

かぶりついてもオイシイ♪

丸飲みの時は知りませんっ


ビシッとNのポーズキメてきました。バックの利尻富士が美しい。
小休止して一路、
道道106号オロロンラインへ、
国道から行く途中ちょこっとダートを走りました、
フラットで砂利も少ないのでとばせちゃう、
ダートであんなにスピード出したの初めて(^^)

12:00ちょうどくらい、
オロロンライン、海沿いのまっすぐな道。
ガードレールもなぁんにもなくて、
左には利尻、右には原野。
すごい〜、と感心していると
いきなり、ちんさん路肩へ停車。
「?」と思ったのは一瞬だけで、
お〜、ピカピカの
北緯45°モニュメントが!
目立たないので、ぼーっとしてると
ほんとに見落としちゃう。
さっそく、さっきの道の駅で練習した(するなよ)
Nポーズで、写真におさまります(アホでいいでしょ)


今回の旅の荷物、
でかすぎてチョットかわいそう。
さて、なかなかこんなもんで楽しめるとは思っていなかったけれど、
先に進まなくては、今晩中にクッチャロ湖に着けません(爆)

でも寄り道はちゃんとするのです、オロロンラインから道道444号、
サロベツ原生花園へ12:30到着、
本格的にお腹が減ってしまい、レストハウス・サロベツで塩ラーメンと、
揚げ(いも)もちなるものを頼んでみる、
フライドポテトの食感なんだけど、中身はお餅そのもの、
う〜ん、味はじゃがいもとお餅をまぜた感じ。
お店のおばちゃんの説明(お餅とじゃがいもまぜて、揚げたもの)
そのまんまの食べ物でした。

食事も済ませて、原生花園の木道へ、
行く前にスモーカーな我々3名、
禁煙の木道へ行く前に食後の一服。
そして木道へお散歩に、観光客はぽつぽついるものの
木道を歩く人はほとんどなく、
広い原野の
木道1km貸しきり状態
花はほとんどなく、秋らしくリンドウが
かぜに揺れているくらい、あとは寂しいものでした。
ただ、利尻富士はほんとキレイに見えます。

塩ラーメン、味は極めてふつう。

揚げ(いも)もち。


リンドウが
咲いていました。

貸しきり状態の木道、
なんにもないのに1km歩いちゃいました。

利尻島を
盗撮中(笑)

秋ですね。ちょっと
寂しい感じのすすき。

次は宮ノ台展望台へ行きました。
原野を一望、利尻島もいっぺんに臨める素晴らしい眺望。
なんにもないのが、素晴らしい〜


牛の像で一芸。乳搾り。

ハマナス。

牛にモンゴリアン・チョップ

刈りたての牧草地、奥には
サロベツ原野が広がり、そのまた奥に利尻島。

北上するには北のはしっこまで! 
そう、宗谷岬まであと少しです。
オロロンラインを稚内方面に走っていると、
後ろからばびゅーんと
軽自動車が3台まとめて追い抜いて行きます。
メーター見ると、きゅうじゅ…(自主規制)
相当な速度で走っているのに、ビックリ、これがうわさの
ホッカイドー・
ジモティ速度かぁ、何キロ出てたんだろ。
そして、無事に15:00過ぎに
宗谷岬に到着、観光客も多くて賑やか、
人が減るタイミングを伺い、写真を撮って、これでココは満足。
さぁ、そろそろクッチャロ湖に向かわないと
日が暮れちゃう!

最北端、で浮かれてみる。

間宮林蔵と♪


鼻息かかるほど、近付いてきます。

なぜか人がいると、わらわら集まってくる。
でも、寄り道しちゃうんだな〜、
なんでかって、宗谷国道、
猿払のあたりを走っていたら
ものすごい数の牛が!
あまりの数にビックリ、人慣れしていて
人が寄ると牛も集まってきます。

柵のむこうから、
顔を出してくる牛たち、カワイイ♪
でも鼻息はちょっと臭かった(^^;

浜頓別のスーパーで今夜の
食材のお買い物を済ませて、
足早にクッチャロ湖畔キャンプ場へ、
17:00すぎに到着。
FuGさんと合流、かなり遅くなって
待ちくたびれちゃったかな?
ごめんなさい。

テントを速攻で張って、夕日を見ます。
キレイに染まる空と湖面、シルエットで浮かぶ
みんなのバイク。ほえ〜
キレイだわ〜

クッチャロ湖の夕日と4台のオートバイ。


熊に喉輪かけてます。
夕日を堪能し、真っ暗になって、キャンプ場に隣接する
『はまとんべつ温泉ウイング』
(北海道枝幸郡浜頓別町クッチャロ湖畔 TEL01634-2-4141 大人¥500)で
汗を流します、ここのお湯は無色透明の、いわゆる
ツルツル系のお湯

サッパリして携帯を充電させてもらいながら、風呂上がりのBEERを一本。
明日の天気予報をチェックして、
FuGさんの旅の話を聞いていたら、これから向かう
道東方面へ期待♪

キャンプ場に戻り、
夕餉の支度にとりかかります。

今晩のメニューは
ちんさん
持参のダッチオーブンで、
ジンギスカンっぽいもの、
FuGさん特製キムチスープ、トンとろ焼きで、
いきなりごちそうです。
ジンギスカンっぽいものは、
野菜の水がたくさん出てしまって
ラム肉のすき焼きみたいになってしまった
けれど、それはそれで美味しかった。

ダッチでジンギスカンっぽいもの
しかもラム肉1kg。

楽しく美味しいミニオフ会♪


お肉も野菜もいっぱい。

食後のスイーツ?
夜は冷えるのでフリース着て、
BEERをやめてワインで暖まりながら、
これからどの辺行こうかとか、おすすめのお店を聞いたりしながら、
のんびりしたひとときを過ごします。

でも、朝が早かっただけに、
22:00も回るとまぶたが重くなってきて、
とろとろしてきたので、今夜は終了。
北海道キャンプはじめの一夜は、良く眠れるかしらん?
そんな心配もどこへやら、テントに戻ったとたんパッタリ…zzz


●本日の走行距離:334km●合計:334km●

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