[ 03.09.08 mon. ] うす曇り、ときおり晴れ


前室が広いから、とっても便利。
朝、5:00過ぎに目が覚める、
すっかり早起きばあさん、
まだ周りがし〜んと、静かなので
テントの中でツーマプ見ながら暇を潰します、
新しいテントSnow Peak Amenity Domeは
アホみたいに
でかくて広くて重たい
だけれど二人分の荷物をがさつに投げ込んで、
ちらかしても
余裕で寝返りうてる広さ♪ 快適快適〜

こらこら私のシュラフに
チョップするな。
洗濯物干しても広々。

トイレに行くついでに、顔も洗って
ぼんやり薄曇りのクッチャロ湖を眺めていると、周りのテントから起きた人の物音がしてきました。
「おはようございます」と見知らぬ人同士で挨拶をかわして、
ちんさん、FuGさんも撤収を始めたのにもかかわらず、ちゃっきいが起きて来ません(−_−#)

シュラフをひっぺがして起こし、
慣れない大きなテントの撤収をして、今晩のフェリーに乗るFuGさんを
「お疲れ様、
お互い気を付けましょー」と、お見送り♪
そして今日の計画を立てて、出発。

とりあえずバイクと人の燃料補給。
FuGさんからすぐ近くの浜頓別のホクレンでフラッグの在庫があったよ、と
聞いていたので、まずはホクレンへ、やっと
青フラッグゲット(^O^)
そして、セコマで買い物して、クッチャロ湖が見渡せる
クローバーの丘で朝食、ここでキャンプ場の利用料金¥200を
払うのをスッカリ忘れていたことに気付く。すっごくごめんなさい…

出発するFuGさんとGSくん。


トイレもあり、幸福の鐘
なるものもありました。
7:40、気を取り直して景色を堪能。
クッチャロ湖は
でっかい湖だったのね、
う〜ん気持ちいい、と
思いきや1匹のアブがしつこくて、
追っ払って安心していると、
ぶ〜んと羽音が舞い戻って来る、
なかなかスリリングな朝食タイムでした。

そして、イマイチ調子の良くなさそうなちゃっきい。

湖を見ながらお外で食べる朝ごはん。
おマタは閉じるようにしよう。

聞いてみたらキャンプ場のトイレが「ぽっとん」の為に
おっきい方が出せていないとの事。ふぅん、以外と繊細なのね、ぼそっ。
R238(宗谷国道)を南下して『道の駅マリーンアイランド岡島』(03版TM P57-G-5)へ、
3人揃ってスッキリ♪(ばっちい話で失礼。でも、便秘は旅の敵!)体も軽くなったところで、
この先の目的地仁宇布へ向かうに。

どこかで右で曲がるはず…と、
なんにも目印の無い所をちんさんは右折、
う〜ん
ナビが無い分からないぞ
今どこ走ってるんでしょ、と
地図をちらちら見ながら走っていると、
9:40ころ、目の前にはダートが!
風烈布(ふうれっぷ)林道
(03版TM P55-H-3)です。
フラットで走りやすいんだけれど、
昨日のいい天気で、カラカラに渇いた砂利道では
物凄い砂煙が巻き上がります。
まるで映画
マッドマックス状態!
2番目を走っていた私ですら、
真っ白にほこりかぶっていたので、
しんがりを走っていた誰かさんは、
前が全然見えない&恐ろしい
くらいのほこりまみれ( ̄▽ ̄;)
それでも、がたがた道は楽しいです。

先頭のちんさんは汚れません。
くそう、その笑顔がクヤシイ(笑)

砂煙を上げて走りました。

林道から道道120を南下して
10:30ころTOMOEさん>>
おすすめ
トロッコ王国>>
(03版TM P55-F-5)へ、
廃線になった旧国鉄美幸線の線路を
往復10km、
自分の運転で走れるとのコト、
まずは王国入国(?)の為に、
必要事項を記入。

ホームがそのまま
残っています『仁宇布』駅

ちなみに手こぎでは
ありません!

入国のパスポートと
人数分のきっぷ。


エンジン付きトロッコ。
電車の車輪に木箱のっけて、さらに自転車をのっけた、
おいおい大人
3人これに乗るの〜?と思うくらい、
そりゃまぁへぼいトロッコ、
おにいさんから運転の仕方、注意点などを教わって乗り込みます。

わが11号車は一番目の出発、行きの運転手はワタクシ、
車掌はちゃっきい、ちんさんはカメラマン。
エンジン始動、前方(指差し)確認、気分は
電車でGO〜!
林を挟んで道路に並走している線路を、
おっかなびっくり走ります、
鉄橋は徐行、踏切は一時停止を守りつつも、
どれくらいスピード出るんだろうと、速度を出してみます、
これが結構速いです!

トロッコがぼろっちいので、ちと恐い
風も冷たくって、上着を着ていなかったのを後悔…
終点まで走って、ここでさっき出発地点にいた、おにいさんが赤旗を持って待っています。
クルマで先回りしていたようで、隣にはクルマが。


の中を抜けたり、

鉄橋渡ったり。

アクセルは、はじめだけ全開、
あとは惰性で。

11号車、なんだかいちばん
ボロかったような気が…

転車台でトロッコの向きを変え、単線なので、今度は我が11号車は
一番最後の出発になります、運転手はちんさんに交代、復路は風景を楽しみます♪
そしてここで確信したのはスキー、クルマ、
バイクにトロッコの運転を見たけれど、やっぱり
ちんさん飛ばします(爆)

ここで面白いのが、行きはちゃんと徐行とか一時停止とか標識があったのに
帰りはその標識の裏しか見えないこと、
帰りは無法地帯なのか?
でも、ここまで
楽しめるとは思っていなかったので、良かった♪
料金¥1000が高いか安いかは、なんとも言えませんが(^^;


錆びさびで、さみしい雰囲気。
美深峠を越えて、12:30、ちょこっと迷いながら珊瑠(さんる)展望台へ、
近付くと、入り口には残念ながら
立ち入り禁止の看板とロープがしてありました。
錆びて朽ちた、
ぼろぼろの展望台、もともとはこの辺の牧草地開発のための
監視台だったようです。
そーよねーこのあたり特別景観が良いわけでも無いし。


草むらには、れんげが花盛り。

お昼も過ぎたのでお腹が減ってきたので、13:00、
下川町のお好み焼き屋さん(?)味所 なにわ亭へ、
私はおすすめメニューの
さんまの塩焼き定食、ちんさんはやきそばセット、
ちゃっきいはお好み焼きセット。
さんまは、まるまる太って皿からはみ出るくらい大きかった、脂も乗っててうまー♪
お腹も膨らんだので、道道101を愛別方面へ。


やきそばセット。

お好み焼きセット。

さんまの塩焼き定食。


岩尾内ダムに寄ったりしながら走っていると草っぱらに、
きれいな栗毛が見えます、遠いけれど
鹿が5頭います♪
バイクを停めて観察。
背に白い水玉の鹿たち、向こうもしばらく警戒しながら
こちらを見ていたけれど
「キュンッ」という1頭の鳴き声を合図に、
ハート型の白いおしりをふりふり、
つぎつぎに薮の中へ逃げて行きました。

みんなでじーーっと見て警戒中。


中愛別林道、ココで事件が!
また走り初めて、石狩狩布川の橋を渡って、
急にちんさん、Uターン。地図を見ると、ん?橋の手前に中愛別林道
(03版TM-H-4)とあります。ははぁん、ここに行くのですね。
フラットで直線の走りやすいダート、さっきの風烈布林道みたいに、
ほこりがたたないから汚れないし(^^;
ただ、
車も結構走っているので要注意です。

途中で休憩していると昨日使わなかった
炭3kgがさらに加わった
荷物の重みで、ちゃっきいのBAJAのスタンドが
地面にめりこみ、
パッタリと転倒(爆)
北海道行く前の、れんしゅうきゃんぷをした時も転倒事件はありましたが、
写真を撮り損ねたので、その時の教訓として
「心を鬼にして、まずは写真を撮る」。ということで、パチリ☆

積載が多いので、3人がかりで、えいこらと起こして、
BAJAくんの調子を確認。

問題ないので、先に進みます、すると一匹の茶トラのネコが、
ちんさんのすぐ前を必死に走っています、
(ダート走行中だったので写真はないです)
「あんたら、にゃんなの〜」と必死なネコちゃん、
笑えました。草かげに隠れてくれたので安心してまた速度を上げます。
すると、通行止めのロープと看板が。
しょうがないので引き返します、またネコちゃんには会いましたが
彼は、草むらから薮睨みで見送ってくれました(笑)

この後笑いすぎて膝を強打、ばちが当たりました。

愛別からR39・273の大雪国道へ、
大雪連邦の上には
残雪と、赤くなった紅葉の木々が見えます。
山はもうすっかり秋なのね〜としみじみ、風もこのへんは冷たいっ。

そして、スーパーでお買い物をしようと、上川でバイクを止めていると
地元の小学生の男の子たちが、びっくりして私のバイクを見ているので、ちょっと話をすると
「すごい荷物ですねー」と私の積載見て、クチが開いちゃってる、かわいい(笑)
ちんさんのを見たら、きっとアゴがはずれちゃうネ(爆)

スーパーでみかけた
巨大キャベツ。


キレイなキャンプ場。
お買い物ののち、16:00今夜の宿泊地、
層雲峡青少年旅行村(03版TM P40-K-3)へ。
キレイで広いサイトに私達と、もうひと組だけ、
ほぼ貸しきり状態です、
シーズンオフなのを肌身で感じます。
トイレも
キレイで水洗
ペーパーも完備なので、どこかの繊細な人も安心。


膝パッドのバンドを繕い中
早めについたので、のんびりします。
屋根付きのバーベキューハウスもあるので、
焚き火台も、タープも出さずに済みます、らくちんだ〜。
利用料金は¥360、北海道のキャンプ場は安くて環境が良いところが多いなぁ。

早めについたので、のんびりします。

そして、隣接する『層雲峡 かんぽの宿』>>へ、
建て替えしたばかりということで
スッゲー豪華できれいな施設、全館バリアフリー、
そして泉質は単純温泉なので
さほど「いい!」ってことはないのだけれど、それを上回るほどの設備の良さ、
特に
コンセントがあちこちにあるので
携帯を充電しながら入浴&BEER休憩ができます(笑)

新築のかんぽの宿。

そしてアメニティが、すべて炭製品、シャンプー、
コンデイショナー(リンスインシャンプーではないのが
ポイント高し!)、
ボディソープ、せっけんがずらりと洗い場に並び、
脱衣所には炭化粧水に炭乳液、ヘアトリートメントまであります。
これで料金¥600はお安いです♪
イチオシ外来入浴施設です。

左:湯上がりはクラッシックで

右:熊に反撃されてます。

暖房がわりに炭火を焚いて、今宵の夕餉の支度。
大きくて脂が乗ってそうだったので購入した、生さけを、ダッチでたまねぎと白しめじと一緒に、
さけのホイルバター焼きに、
そして、
マーボー茄子炊きたてごはん
昨日初めて、コッフェルでごはん炊いたのに、おいしく炊けたので、メシ炊き係はちゃっきいに決定。
ごはんが進むおかずばかりで、美味しい〜♪


上下で過熱して。

ふっくら
さけのホイル焼き。

ごはんもワインも進みます。

左:さけのホイル焼き。
右:マーボー茄子。

月が明るくて、真ん丸お月さまがとってもキレイ、
満月が近いのかな?
食事をすませて、翌日は全道で天気が悪そうなので
最終目的地だけを決定して
身体が冷える前にシュラフにもぐり込みます。

●本日の走行距離:334km●合計:334km●

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