「まいどお騒がせいたします」 [04.09.24.Fri.] 晴れ〜いきなり雨 |
どんなに遅く寝ても5:30には 目がさめる原始人生活になって はや4泊め、今晩は宿泊まりなので、 キャンプ生活はこれで終了。 朝ごはんたべて、 テント干してだらだらしてたら なんと出発は8:30! なんでそんなに 時間かかるんだぁーーー! まぁ、かかってしまったものは、 しょうがない。 鹿の湯をめざして、ダートをひた走る。 |
エゾシカ牧場にはほんとに鹿がいっぱい。 |
こんなところにあるの? と、しぇるぱも不安げ。 |
ほんとの目的地は鹿の湯ではなく、ちぃにぃ>>に教えてもらった
奥鹿の湯(勝手に通称きめる)。 教えてもらったちっちゃい目印をたよりに 熊笹をがさがさかき分けて、 シイシカリベツ川沿いのステキな野湯に到着♪ 誰もいないから、まっぱで入ってもよかったんだけど、 途中で誰か来たら 困るだろうと、一応水着着用で入ることに。 硫黄の匂いがほんのりする 適温のお湯♪ いや〜これは良いわ〜、 ちぃにぃ、すてきな情報ありがとう。 |
この先はもっとすごい薮。 |
その先にこんなすてきな野湯が♪ |
そろそろ湯当たりしそう、上がろうかと
いうところで、名古屋からクルマで来たと言う男性が ふたり入ってきました。 水着着てて良かった、と野湯専用お着替え用に たまちゃんが持参したポンチョで スペシャル生着替えをして、バイクに戻る。 出発の支度をしていると、ひときわ目立つ蝶が、 そろーりと接近して、撮影。 北海道には普通に見られるけれど、本州では 山間部に住む蝶なんだそう。あんまり派手なんで 蛾だと思っちゃった(^^; |
クジャクチョウ 学名にはgeishaの名が ついてます。 |
このまままっすぐ先に進めれば然別湖の先に出られるんだけど
通行止めらしいので、おとなしくいったん戻ることに。 道道85を走っていると、扇ケ原PAに差しかかり、ここはパスでいいかなぁと 思ってスルーしようとすると、たまちゃんからクラクションで 「寄っていこう!」とジェスチャーが。 なんかあるのかなぁと、駐車場に入ろうとすると ててててっと2匹のキツネが横切っていきました。 |
観光客にててっと駆け寄り。 |
こんなカワイコぶっておねだり。 |
そっか、ここにはいわゆる観光客に餌付けされてしまった
ひと慣れした『観光キツネ』がいるのね。 キツネに気をとられながら、くるっと向きをかえて停めようととしたら、 思いのほか斜めになっていてぱたっとタチゴケ。 あらら、倒れちゃった。と起こすのに協力してくれる たまちゃんがちゃんと停めて降りられるまで、しぇるぱは、ぱったりお休み状態。 この先層雲峡あたりまでガソリンスタンドが無いんだよねー 漏れもれのガソリン、もったいないなぁと思いながら、眺めてました(^^; |
ぽっきり折れちゃいました。 |
駆け寄ってくれた、たまちゃんと、
通りがかりの観光客のおっちゃんが 一緒にしぇるぱを起こしてくれたんだけど、 あれれ、クラッチレバーの 先っちょがない、 ぽっきりと、はじっこだけ欠けてしまいました。 ん、まぁ運転には差し支えないので、 グローブに穴が開かないよう、欠けたところに ガムテープで巻いておく。 |
荷物もちょっとずれてしまったので、
いったんほどいて積みなおしをする。けっこう時間をロス。 さて、『観光キツネ』くんたち、すっかりひと慣れしてて 絶妙な距離を保っておねだり。 野生の動物に食べ物はぜったいあげない主義なので (冬に観光客がいなくなったら、彼らは狩りができなくなって飢えたり、 ヒトの食べ物で身体がおかしくなったりしたら、逆にかわいそうでしょ) 遠目でみていたけれど、ほいほい食べ物をあたえてしまう人の多さにウンザリ。 なんか複雑な心境のまま、この場所をあとに。 ほんとは時間があったら、半日ほどなきうさぎが出てきてくれるのを 待つつもりだったんだけど、今回はできそうもない。 |
でもスポットの位置だけ確認しに、お立ち寄り。 さっき出てきたばっかりですよ、と 言われたけれど姿はすでになく、 なきうさぎたちのスポットをあとに。 ここの紅葉はすばらしくきれいでした。 なきうさぎとはなんぞや、と言う人は 前日にこのスポットでなきうさぎを見た やなぎちゃん>>の2004.9/28付の blogに寄ってみて。 |
然別のなきうさぎスポット。 |
然別湖の横をさらっと通過して、幌鹿峠〜糠平湖、ここからR273糠平国道へ、
ほんとは山田温泉とか糠平温泉とか幌加温泉とか岩間温泉とか 寄りたいところだったけれど、がまんして、通過。 紅葉にはまだ早くて、ただただ寒い道でした。 三国峠の陸橋なんて、真っ黒な排気ガスを吐き出すトレーラーの後ろになって しまってオエーーーーッとなってしまい、峠のPAでたまらず休憩。 ここで後のフェリーでも会うことになるライダーの男の子と会う、 反対側から来た彼から紅葉はこの先のトンネル出たとこが 一番きれいだったよ、と、ナイスな情報をゲッツ。 |
でも、もう13:00過ぎてるし、 停まる余裕はないので 走りながら写真を撮る(ヲイヲイ) 大雪湖のそばに差し掛かったところで、 どえらいたくさんのクルマが 停まっているのをハッケン、 どうやら大雪高原温泉へいく マイカー規制ための臨時駐車場らしく、 このクルマの量を見ただけで お腹イッパイに。 あんなにたくさんのヒトが行って 入れるもんなんだろーか、と 思いながら、層雲峡〜上川へ一気にいく。 |
いわゆる時間のメモ用写真。 |
ここで給油をして、この後の予定を考える。
どうする? と相談すると「白銀荘に行きたい」というたまちゃん。 んじゃ、naoさん・tettさんから教えてもらった 旭川のラーメンは断念して、まっすぐ白銀荘にむかわないと いかんのぉ、っていうか旭川でたべたら 今晩の宿、そう飽食で名高い『道楽館>>』さんで、 ごはんが食べられなくなってしまうわ〜、でもお腹はへったので、 かるくコンビニで軽食をとって、sottoooさんに電話をして コケて遅くなってしまったことと 白銀荘に寄ってから行くので、さらに遅くなることを伝える。 愛別から当麻に抜ける道道140に入ってすぐ、 おっそいダンプカーの後ろを走っていて、 あまりの遅さにイエローラインが白いラインに変わったところで いっきに抜いてしまう。 すると、その先に脇から出てきた地元のクルマがヘンなブレーキングをして 車内からこれまたヘンなジェスチャーをする。 「なんかすんげぇ怪しい」と思いながらも抜くのをやめて 後ろをおとなしくついていくと、 あらら、パンダが道ばたに潜んでいました。 そのまま、その親切な地元のクルマは 手をふりながら自分のお家らしきところへ曲がって行きました。 |
ここから旭川空港へむかって、R237入り。
あらら、雨が急に降ってきた〜、 かっぱが着たいという、たまちゃんのために千代ケ岡の駅そばのセイコマへ。 ここで、たまちゃんがちんさんオフの時に会った、えでぃさん>>と偶然再会。 このまままっすぐ、道楽館へむかうという彼に、たまちゃん悪魔のひとこと 「一緒に白銀荘にいきませんか?」 そーいうことで、雨のなか3台で吹上温泉までむかうことに。 この時点で17:00。何時に宿にたどり着けるんだろう(汗) 道の確認をsottoooさんにして、3人そろって遅くなることを伝える。 美瑛からまわるよりも、上富良野からまわったほうがよいとも 聞いたので、おもいっきし深山峠(道楽館のすぐそば)を通過して 暗くなりつつある十勝岳高原へむかう。 だんだん道が細くなって心細くなり、停まって道の確認をしていたら、 後ろから来たクルマのひとに、このまままっすぐで良いと 聞いて、無事『吹上温泉保養センター 白銀荘>>』に到着。 親切な白銀荘のおじさんのススメで びしょ濡れのジャケットとブーツをおふろに入ってるあいだ 乾燥室に干させてもらい、ぴゅーーーっとお風呂へ。 ざぶざぶ身体を洗って、湯舟には肩まで浸かって50数えてすぐ上がる。 もったいないけど急がなきゃ、みんな待たせちゃってるし。(大汗) あたふたと、おふろから上がって、かっぱを着込んで 道楽館を目指します、でる前に連絡しようと思ったら 携帯はかっぱの中に着込んだジャケットの内に さらに着込んだウインドブレーカーのポッケのなか… ううぅっ、出すのがかなりめんどくさくなってしまい、そのまま出発っ!! ちょっと予想していたけれど、 今日日中は暖かい晴れ→夕方から雨→山には霧が発生の 図式どおり、濃霧が発生しています〜、わ〜! ぜんぜん前が見えないよぉ 視界の下のはじっこにちらりとみえる センターラインを頼りに夜間の濃霧走行(泣) そして、どうもいつもよりBAJAのライトが明るい、 霧がライト拾ってるのかなぁ、でも自分の前がまっしろになってしまって 自分の影しか見えないよ…これもなんか、お●けみたいで恐い。 確認のために減速して、聞いてみると 暗いからトリ目の私のためにハイビームにしてくれてるとのこと(!) そりゃ、前がみえなくなるわ(ーー; 「気持ちうれしいけど、逆に見えなくなるから ローにしてっ!」とお願いして、とろとろと走り出す。 高原を抜けたところで視界も戻ったので、ちょいと急ぎます。 えでぃさんは路面がウエットなのに男の子みたいなコーナリングで、 よう飛ばすなぁと感心されていたみたいですが(^^; 私のポッケではずっと携帯がぷるぷる震えてて、 いかんっ、みんなに心配かけまくってるーーーという 焦りでいっぱいいっぱいの先導だったんです(泣) |
準備がよろしくてよ。 |
なんとか19:30ころ道楽館に到着。
鳥目の先導でへろへろぷーな私、 かっぱを脱いで、ぐしょ濡れのブーツと ソックスを脱いだら 緊張の糸がきれて、 「sottoooさん、まんずは びぃるが飲みたいっ!」と いきなりワガママをこく。 「んぐんぐ、ぷっは〜」 悪魔のびぃるが 天使のびぃるに思えました(爆) |
荷物をどどっと、ぢょうおうさま専用ルームへ運び込んで
これだけは忘れちゃいけないシーツ敷きをしてから階下へ。 |
ようやく延び延びになっていた 宴会スタート。 みなさん超遅れて、しかも心配かけて ほんとにすんませんでしたm(__)m それぞれ別行動だった ぢょうおうさま's(みほちゃん、 やなぎちゃん、私たち)が 北の大地の道楽館で集合するという、 不思議なかんじの 『史上最大の ぢょうおうさまオフ』。 |
いかめし、やわらかく煮てあるので、 お箸できれちゃうよ。 |
旅の締めの宴会♪ おいしーたのしー♪ *ちなみに食べるの飲むのに夢中で 全部の料理の写真は撮れていません(笑) |
イベントを知らずに宿泊された
方々も巻き込んで それはそれは豪勢な宴会に。 最終日を飾るに相応しく、 それはそれはステキなイベントでした。 キッチンにsottoooさんと だべりに行ったとき大まぢで 「ほんっと、毎日毎日 心配してたんだから〜」と、 とーちゃんのように 心配してくださったようで。 コンシェルジュといい、 ほかのぢょうおうさま'sといい、 相方といい、みんなに心配されまくって 愛されていることを実感(おおげさ?) |
たっくさんの酒蒸しの牡蠣♪ |
ぷりっぷりでうまうま♪ |
さっぱり系もね、とリクエストしていた 焼きなす、ぽん酢でいただきます。 |
作るのに3日かかるという 塩引きローストチキン♪ パンダも大喜び。 |
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締めにはきのこの炊き込みごはん♪ |
そんなこんなで宴会は 深夜にまでおよび、飲んだびぃるの数も 忘れてるし、 何時にベッドに入ったのかも、 よく分からないです (^^; |
本日の走行距離:284km |