「まいどお騒がせいたします」
[04.09.24.Fri.] 晴れ〜いきなり雨



『鹿追自然ランド』北海道河東郡鹿追町北瓜幕 Tel.01566-7-2351
キャンプ大人¥300。ゴミ捨て可能。場内にエゾシカ牧場があります。

どんなに遅く寝ても5:30には
目がさめる
原始人生活になって
はや4泊め、今晩は宿泊まりなので、
キャンプ生活は
これで終了
朝ごはんたべて、
テント干してだらだらしてたら
なんと出発は8:30!

なんでそんなに
時間かかるんだぁ
ーーー!
まぁ、かかってしまったものは、
しょうがない。
鹿の湯をめざして、ダートをひた走る。

エゾシカ牧場にはほんとに鹿がいっぱい。


こんなところにあるの?
と、しぇるぱも不安げ。
ほんとの目的地は鹿の湯ではなく、ちぃにぃ>>に教えてもらった
奥鹿の湯(勝手に通称きめる)。
教えてもらったちっちゃい目印をたよりに
熊笹をがさがさかき分けて、
シイシカリベツ川沿いのステキな野湯に到着♪
誰もいないから、まっぱで入ってもよかったんだけど、
途中で誰か来たら
困るだろうと、一応水着着用で入ることに。
硫黄の匂いがほんのりする
適温のお湯♪

いや〜これは良いわ〜、
ちぃにぃ、すてきな情報ありがとう。


この先はもっとすごい薮。

その先にこんなすてきな野湯が♪

そろそろ湯当たりしそう、上がろうかと
いうところで、名古屋からクルマで来たと言う男性が
ふたり入ってきました。
水着着てて良かった、と野湯専用お着替え用に
たまちゃんが持参したポンチョで
スペシャル生着替えをして、バイクに戻る。

出発の支度をしていると、
ひときわ目立つ蝶が、
そろーりと接近して、撮影。
北海道には普通に見られるけれど、本州では
山間部に住む蝶なんだそう。あんまり派手なんで
蛾だと思っちゃった(^^;

クジャクチョウ
学名にはgeishaの名が
ついてます。

このまままっすぐ先に進めれば然別湖の先に出られるんだけど
通行止めらしいので、おとなしくいったん戻ることに。
道道85を走っていると、
扇ケ原PAに差しかかり、ここはパスでいいかなぁと
思ってスルーしようとすると、たまちゃんからクラクションで
「寄っていこう!」とジェスチャーが。
なんかあるのかなぁと、駐車場に入ろうとすると
ててててっと
2匹のキツネが横切っていきました。


観光客にててっと駆け寄り

こんなカワイコぶっておねだり。

そっか、ここにはいわゆる観光客に餌付けされてしまった
ひと慣れした
『観光キツネ』がいるのね。
キツネに気をとられながら、くるっと向きをかえて停めようととしたら、
思いのほか斜めになっていて
ぱたっとタチゴケ
あらら、倒れちゃった。と起こすのに協力してくれる
たまちゃんがちゃんと停めて降りられるまで、しぇるぱは、ぱったりお休み状態。
この先
層雲峡あたりまでガソリンスタンドが無いんだよねー
漏れもれのガソリン、もったいないなぁと思いながら、眺めてました(^^;


助けが来るまでの間に撮った(ヲイヲイ)扇ケ原PAからの眺め。


ぽっきり折れちゃいました。
駆け寄ってくれた、たまちゃんと、
通りがかりの観光客のおっちゃんが
一緒にしぇるぱを起こしてくれたんだけど、
あれれ、
クラッチレバーの
先っちょがない

ぽっきりと、はじっこだけ欠けてしまいました。
ん、まぁ運転には差し支えないので、
グローブに穴が開かないよう、欠けたところに
ガムテープで巻いておく。

荷物もちょっとずれてしまったので、
いったん
ほどいて積みなおしをする。けっこう時間をロス。
さて、
『観光キツネ』くんたち、すっかりひと慣れしてて
絶妙な距離を保っておねだり。
野生の動物に食べ物は
ぜったいあげない主義なので
(冬に観光客がいなくなったら、彼らは狩りができなくなって飢えたり、
ヒトの食べ物で身体がおかしくなったりしたら、逆にかわいそうでしょ)
遠目でみていたけれど、ほいほい食べ物をあたえてしまう人の多さに
ウンザリ
なんか複雑な心境のまま、この場所をあとに。

ほんとは時間があったら、半日ほど
なきうさぎが出てきてくれるのを
待つつもりだったんだけど、今回はできそうもない。

でもスポットの位置だけ確認しに、お立ち寄り。
さっき出てきたばっかりですよ、と
言われたけれど姿はすでになく、
なきうさぎたちのスポットをあとに。
ここの
紅葉はすばらしくきれいでした。

なきうさぎとはなんぞや、と言う人は
前日にこのスポットでなきうさぎを見た
やなぎちゃん>>の2004.9/28付の
blogに寄ってみて。


然別のなきうさぎスポット。

然別湖の横をさらっと通過して、幌鹿峠〜糠平湖、ここからR273糠平国道へ、
ほんとは
山田温泉とか糠平温泉とか幌加温泉とか岩間温泉とか
寄りたいところだったけれど、がまんして、通過。

紅葉にはまだ早くて、ただただ寒い道でした。
三国峠の陸橋なんて、真っ黒な排気ガスを吐き出すトレーラーの後ろになって
しまってオエーーーーッとなってしまい、峠のPAでたまらず休憩。
ここで後のフェリーでも会うことになるライダーの男の子と会う、
反対側から来た彼から紅葉はこの先のトンネル出たとこが
一番きれいだったよ、と、ナイスな情報をゲッツ。

でも、もう13:00過ぎてるし、
停まる余裕はないので
走りながら写真を撮る(ヲイヲイ)
大雪湖のそばに差し掛かったところで、
どえらいたくさんのクルマが
停まっているのをハッケン、
どうやら大雪高原温泉へいく
マイカー規制ための臨時駐車場らしく、
このクルマの量を見ただけで
お腹イッパイに。
あんなにたくさんのヒトが行って
入れるもんなんだろーか、と
思いながら、層雲峡〜上川へ一気にいく。

いわゆる時間のメモ用写真。

ここで給油をして、この後の予定を考える。
どうする? と相談すると
「白銀荘に行きたい」というたまちゃん。
んじゃ、naoさん・tettさんから教えてもらった
旭川のラーメンは断念して、まっすぐ白銀荘にむかわないと
いかんのぉ、っていうか旭川でたべたら
今晩の宿、そう飽食で名高い
道楽館>>さんで、
ごはんが食べられなくなってしまうわ〜、でもお腹はへったので、
かるくコンビニで軽食をとって、sottoooさんに電話をして
コケて遅くなってしまったことと
白銀荘に寄ってから行くので、さらに
遅くなることを伝える

愛別から当麻に抜ける道道140に入ってすぐ、
おっそいダンプカーの後ろを走っていて、
あまりの遅さにイエローラインが白いラインに変わったところで
いっきに抜いてしまう
すると、その先に脇から出てきた地元のクルマがヘンなブレーキングをして
車内からこれまた
ヘンなジェスチャーをする
「なんか
すんげぇ怪しい」と思いながらも抜くのをやめて
後ろをおとなしくついていくと、
あらら、
パンダが道ばたに潜んでいました。
そのまま、その親切な地元のクルマは
手をふりながら自分のお家らしきところへ曲がって行きました。


三国峠の紅葉、なかなかきれいだったけど停まらずにGO!
ここから余裕がないので写真が激減(苦笑)


ここから旭川空港へむかって、R237入り。
あらら、
雨が急に降ってきた〜、
かっぱが着たいという、たまちゃんのために千代ケ岡の駅そばのセイコマへ。
ここで、たまちゃんがちんさんオフの時に会った、
えでぃさん>>と偶然再会。
このまままっすぐ、道楽館へむかうという彼に、たまちゃん悪魔のひとこと
「一緒に白銀荘にいきませんか?」
そーいうことで、雨のなか3台で吹上温泉までむかうことに。
この時点で17:00。
何時に宿にたどり着けるんだろう(汗)

道の確認をsottoooさんにして、
3人そろって遅くなることを伝える。
美瑛からまわるよりも、上富良野からまわったほうがよいとも
聞いたので、おもいっきし
深山峠(道楽館のすぐそば)を通過して
暗くなりつつある十勝岳高原へむかう。
だんだん道が細くなって心細くなり、停まって道の確認をしていたら、
後ろから来たクルマのひとに、このまままっすぐで良いと
聞いて、無事
吹上温泉保養センター 白銀荘>>に到着。
親切な白銀荘のおじさんのススメで
びしょ濡れのジャケットとブーツをおふろに入ってるあいだ
乾燥室に干させてもらい、
ぴゅーーーっとお風呂へ。
ざぶざぶ身体を洗って、湯舟には肩まで
浸かって50数えてすぐ上がる。
もったいないけど急がなきゃ、
みんな待たせちゃってるし。(大汗)

あたふたと、おふろから上がって、かっぱを着込んで
道楽館を目指します、でる前に連絡しようと思ったら
携帯は
かっぱの中に着込んだジャケットの内に
さらに着込んだウインドブレーカーのポッケのなか

ううぅっ、出すのがかなりめんどくさくなってしまい、そのまま出発っ!!

ちょっと予想していたけれど、
今日
日中は暖かい晴れ夕方から雨山には霧が発生
図式
どおり、濃霧が発生しています〜、わ〜! ぜんぜん前が見えないよぉ
視界の下のはじっこに
ちらりとみえる
センターラインを頼り
夜間の濃霧走行(泣)

そして、どうもいつもより
BAJAのライトが明るい
霧がライト拾ってるのかなぁ、でも自分の前がまっしろになってしまって
自分の影しか見えないよ…これもなんか、お●けみたいで恐い。
確認のために減速して、聞いてみると
暗いからトリ目の私のためにハイビームにしてくれてるとのこと(!)
そりゃ、前がみえなくなるわ(ーー;
「気持ちうれしいけど、逆に見えなくなるから
ローにしてっ!」とお願いして、とろとろと走り出す。

高原を抜けたところで視界も戻ったので、ちょいと急ぎます。
えでぃさんは路面がウエットなのに男の子みたいなコーナリングで、
よう飛ばすなぁと感心されていたみたいですが(^^;
私のポッケでは
ずっと携帯がぷるぷる震えてて
いかんっ、みんなに心配かけまくってるーーーという
焦りで
いっぱいいっぱいの先導だったんです(泣)


準備がよろしくてよ。
なんとか19:30ころ道楽館に到着。
鳥目の先導で
へろへろぷーな私、
かっぱを脱いで、ぐしょ濡れのブーツと
ソックスを脱いだら
緊張の糸がきれて、
「sottoooさん、まんずは
びぃるが飲みたいっ!」

いきなりワガママをこく。
「んぐんぐ、ぷっは〜」
悪魔のびぃるが
天使のびぃるに思えました(爆)

荷物をどどっと、ぢょうおうさま専用ルームへ運び込んで
これだけは忘れちゃいけない
シーツ敷きをしてから階下へ。

ようやく延び延びになっていた
宴会スタート。
みなさん超遅れて、しかも心配かけて
ほんとに
すんませんでしたm(__)m
それぞれ別行動だった
ぢょうおうさま's(みほちゃん、
やなぎちゃん、私たち)が
北の大地の道楽館で集合するという、
不思議なかんじの
史上最大の
ぢょうおうさまオフ』

いかめし、やわらかく煮てあるので、
お箸できれちゃうよ。


旅の締めの宴会♪ おいしーたのしー♪
*ちなみに食べるの飲むのに夢中で
全部の料理の写真は撮れていません(笑)
イベントを知らずに宿泊された
方々も巻き込んで
それはそれは
豪勢な宴会に
最終日を飾るに相応しく、
それはそれはステキなイベントでした。

キッチンにsottoooさんと
だべりに行ったとき大まぢで
「ほんっと、毎日毎日
心配してたんだから〜」と、
とーちゃんのように
心配してくださったようで。
コンシェルジュといい、
ほかのぢょうおうさま'sといい、
相方といい、みんなに心配されまくって
愛されていることを実感(おおげさ?)


たっくさんの酒蒸しの牡蠣♪

ぷりっぷりでうまうま♪


さっぱり系もね、とリクエストしていた
焼きなす、ぽん酢でいただきます。

作るのに3日かかるという
塩引きローストチキン♪ パンダも大喜び。

ケーキのデリバリに
『ひつじの詩』>>
宿主マダムなおっぺが♪
今回もおいしいケーキ
プチモンブランを
作ってくれました。
おいしい〜♪
(もち、別腹です)



締めにはきのこの炊き込みごはん♪

そんなこんなで宴会は
深夜にまでおよび、飲んだびぃるの数も
忘れてるし、
何時にベッドに入ったのかも、
よく分からないです
(^^;


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本日の走行距離:284km


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