「思わぬところで愛を囁かれる?!」 [04.09.21.Tue.] くもり ときどき 雨〜晴れ |
早朝4:00、となりにいた早寝のヲッサンの撤収&出発の物音で目が覚める。
まったく、よっぽど「まだ4:00なんです、静かにしてよ!」と 言いたいところだったけど、外は寒そうだし ガキのケンカみたいなので気にせず二度寝。 |
3時間後の7:00、
あんまり明るくならないなぁ、と テントから出る、 外はやっぱりひんやりした曇り空。 トーストとコーヒーで朝食、 撤収をしておおまかな予定を考える。 今日は全道天気がよろしくない様なので、 宇登呂までの移動デーに。 お家に帰るnaoさんと 道の駅『摩周温泉』で 次回のりべんじきゃんぷぅでの 再会を約束して別れる、また来年ね♪ |
バイクはすぐとなりにおけるし ゴミ捨てられるし、温泉は歩いてすぐだし。 これで¥400はうれしい。 |
しぶしぶかっぱを着る@摩周駅前。 |
そしてなぜか摩周の街中、
なんで?と聞かれそうなトコで得意の迷走、 ありゃりゃ雨まで落ちて来ちゃった。 摩周駅の屋根つき自転車置き場で しぶしぶかっぱを着込む。 この駅には、ブーツ脱ぐのが めんどっちかったので浸からなかったけど 広場に無料の足湯があります。 この雨でnaoさんは携帯を水没させてしまった と後に聞く。あらら、随分と 高いきゃんぷうになっちゃったね(^-^; |
駅からR243までは間違えずにでられた、ふぅ安心。
このまま、まっつぐ道道885〜150に向かうのは、ちとつまんないので、 虹別林道へ行ってみていい? と、 たまちゃんに相談する、体育会系お姉たま「行く行く!頑張る〜」、 いいね、こういうノリは大好き♪ フラットでまっつぐダートを快適走行〜、 たまちゃんがミラーから消えると速度を落として待つ、繰り返しているうちに その間隔がどんどん短くなってくる。最初はみんな恐いもんね 慣れてくると楽しい〜♪ |
西別岳に向かって行きます〜。 |
軽い雨の日はほこりがたたなくて良いわ〜 |
西別林道から虹別林道へ折れるT字路に
いきなりどまんなかに、 首輪をしたわんこが一匹。 あら、君はどこのコ? と近づくと、しっぽを後ろ足の間に はさんじゃってるくらい、 かなりのびびりモード。 結局あまりのびびっりぷりが なんだか気の毒になって かまわず、そのまま 立ち去ることにする。 |
ビビリくんは目も合わしてくれないっす。 |
ガタガタ道は楽しい〜、あんまガタガタしてないね。 |
西別岳の登山道入り口の
ログハウスを通り過ぎた あたりから ちょっと大きめのジャリが 増えて、少し走りにくく なって来る、 過積載で問題なく行ける 程度なのでそのまま行く。 お花が有名な 西別岳のふもとだけあって リンドウのつぼみと、 トリカブトの青い花が 上品できれい。 |
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トリカブトも
リンドウも きれいな青。 |
10kmちょっとの林道を抜けて、ひょっこり道道150へ
いやらしい霧雨のなか、清里峠のトンネルこえてすぐを左折。 裏摩周湖展望台へ、霧雨なだけにどうせ霧がかってるんだろーなと思いきや、 またまた今年もハッキリ見えてしまいました( ̄□ ̄;ガーン! |
霧の摩周湖で良いのに(笑) |
「コンキってなぁにぃ?」と、
すっとぼけるたまちゃんと私(爆) 和琴湖畔キャンプ場で一緒だったという、 だんし2名に写真を撮ってもらい 出発前に、ちょっと肌寒いのでトイレに寄る、 しかし、ここのトイレは 紙がないのでご注意を。 |
お次は昨年も行った神の子池に向かう、
道道150からの入口は目立つ標識があるのですぐに分かるので安心。 そしてまたダート、土なのでそんなに大変じゃないけど 轍の大きい箇所がところどころにあるのと、対向車が多いので気をつけて行く。 |
広い駐車場に
BAJAとしぇるぱを置いて、 歩いてすぐの神の子池に。 かわらず 不思議な青さの池、 そういや昨年も ここに来た日は へこみたくなるくらいの 大雨だったなあ(+_+) 池のまわりをくるりと歩いて 駐車場に戻り、またまた 北に進路を進める。 |
神の子池でございます♪ |
途中眠くなるくらいの退屈な道道1115〜R334を今度の目的地、斜里へ。
でも昨年行った『ひろた』さんではなく、 来年、道路拡張のためにお店がなくなるという『春和楼』さんへ トマトタマゴラーメンを食べに行く。 (両店共に二輪便利帳 >>のクチコミおもしろ情報を参考にね) |
『春和楼(しゅんわろう)』 斜里町本町32-18 Tel.01522-3-1379 来年は移転して続けてくれると 激しくうれしいんだけど… |
あまり広くない道に面しているので、
店の前を一度通過して 少し離れた広めの道にバイクを置いて てくてく歩いて行く。 お世辞にもあんまりきれいではない 小さいお店へ、ランチタイムが終わって 休憩中の店主のおっちゃんに 「こんにちは、ごはん食べられますか〜?」と 声をかけると 「いいよ〜、ちょっと(かぁ?) 散らかってるけど♪」と、 ぢょし2名のライダー客にあきらかに ウキウキモード(^-^; |
どっから来たの? どこでうちの店
を知ったの? とトークも冴えまくりです。 まぁ、とにかくお腹も減ったので、 私はクチコミ情報にあった 「トマトタマゴラーメン」、 たまちゃんはおっちゃんの 一番おすすめメニューという 「五目ラーメン」 (ちなみにトマト〜は2番目に おすすめとの事) 壁に貼ってあるお品書きを見て 気になった「汁でる餃子」を、 おっちゃんが青島出身の方と聞いたので、 本場の大陸風に水餃子でお願いする。 |
『汁でる餃子』を水餃子で。 中から熱〜いスープがじゅわっ、 わさび醤油でいただきます。 |
手早い調理で各お料理が、餃子は小籠包(ショウロンポウ)みたいに
厚めの皮を、あむっと噛むと中からあっちっちな スープがじゅわっと出てきます。 上顎をやけどしちゃいましちゃったけど、うま〜い♪。 でも皮から具から全て手作りで大変だから、あまり宣伝しないでね、と 言われちゃったけど、おいしいから、ここだけで宣伝しちゃいます(笑) |
塩味ベースの海鮮『五目ラーメン』、 具たくさんでうれしい。 |
コッテリお肉とたまごをトマトが さっぱりまとめた『トマトタマゴラーメン』 |
つぎに、たまちゃんのたのんだ「五目ラーメン」、
取り分け用に小さいお椀もふたつ出してくれるのもうれしい♪ 魚介がたくさん入った白いスープに、これまた手打ちの麺、 寒いところらしく油は多め、 たくさん入った魚介のだしがたっぷりのスープがおいしい♪ すぐに、トマトタマゴラーメンも出来て、こちらも仲良く取り分けます、 こっちは豚肉とタマゴのコッテリ味に トマトの酸味がさわやかにしてくれています、 う〜んラーメンライスにしたくなっちゃうけど、そんなに食べられないのが残念。 |
このあともう1カット撮ったときは おっちゃんったら、 ちゃっかり肩抱いてました。 |
食べ終って、サービスのインスタントコーヒーを
いただきながら、「お店やめちゃうって本当?」 と聞いてみると、色々な理由で、 続けるかどうかはまだ決めていないみたい。 雪が降るまでは営業するって 言ってたけど、どうなったんだろう。 おしゃべり大好きな エネルギッシュなおっちゃん、 還暦を越えても若々しいのは 「いつも恋をしてるから!」 (断言)とのこと。 |
たまちゃんは恋人候補に入ったらしく
「一緒に店やらない?」と 熱烈に口説かれてました(笑) 北の大地の中華屋さんで、 まさか口説かれると思っていなかった、たまちゃんの オロオロぶりがなかなか面白かった (^3^)ヒューヒュー お店のすぐ裏にあるスーパーを教えてもらい、 ながながいてしまったお店を後に。 スーパーでは、びっくりするほど安い 海産物を購入♪ お酒以外の買い出しをすませて、 雨もすっかりやんだし、さて、宇登呂に向けて出発。 |
大きな牡蠣なんだよー、 もちろんレモンと一緒に購入。 |
こんなにクルマいなくてまっすぐ。 だから、気がつくとメーターは 3ケタになってる、いかんいかん。 |
R334は一本しかない道なので車が結構多い。
バスの後ろをちんたら走る、 途中でバスがいなくなって ここぞとばかりに飛ばしてみる、 ひさびさに高速出したので気持ちいい〜、 ありゃミラーにBAJAがいない(汗) とばし過ぎました。 今度はゆっくり走っていると、もう焼け空なのに 遠音別PAでスピードの取締りやってました。 捕獲されている車が何台も… 速度落としておいてよかった、ほっ。 |
オホーツクに沈む太陽、ほんものはもっときれいだったなぁ。
ほどなくして、車が何台も出入りしている
駐車場が、オシンコシンの滝です もう17:00だし 通過するつもりだったけど、 あんまりにも夕日がきれいなので、 寄ってみることに。 滝はまあ、滝でしたわ (あんまり興味ないらしい 笑) それよりも、空を焼きながら オホーツク海に沈んでいく 太陽のほうがすてきでした。 沈む太陽…(ノ ̄□ ̄)ノ はっ! そう、早くテント張らなくちゃっ! と そこから足を早めます。 |
国道沿いにあるのですぐに分かる オシンコシンの滝。 |
コンシェルジュ>>と飽食の宿の宿主>>に
おすすめされた『しれとこ自然村 >>』に向かう。 入口のダートでいきなりいました、鹿のファミリー7頭が のったり道をふさいでいます、ライトで目が光ってて恐いよー(>_<) 鹿さんたちには悪いけど、そろそろと進行する。 臆病な鹿はいきなり走りだしそうで、ドキドキ。 少し急な坂道を登ったところ、うす暗かったので最後に左折するのを 見落としそうになりながら、無事に到着。 受付を済ませたものの、すでにとっぷり闇のなか。 さてテントの設営を…暗い、見えん、見えんよぉ… ヘッドライト出したら壊れてるしぃ…ぷちっ。 うが〜〜〜〜〜〜〜〜っと荷物を蹴っぽってブチキレる。 ひとしきり物に当たったらすっきり。 たまちゃんごめんよ、びっくりしたでしょ(^-^; |
牡蠣の殻焼き、レモン搾って…ウマー♪ |
サケのムニエル、これまた脂がのってて♪ |
なんとか適当にテントを張って、宇登呂のセイコマへ
びぃるとワインの買い出しをして 眠る前に温泉で暖まりたいから、先に食事。 斜里のスーパーで特売だった厚岸の殻つき牡蠣10コ(¥680!)と 生サケのはらすの切り身(¥270!)を、牡蠣は殻焼き、サケはムニエルに。 お味は、当然ウマ〜♪ あっと言う間にびぃるもワインも空いちゃった。 ちゃっかり機嫌も治っちゃってるし♪ やっぱ単純かも>ワタクシ。 |
露天風呂。真っ暗な左側には、 海が見える。はず。 |
内風呂、どっちも掛け流し♪ 肌がきゅっと締まるかんじのお湯。 |
そしてキャンプ場に併設されている温泉へ、
ここのキャンプ場は温泉(赤澤温泉 むらの湯>>)も併設しているのでらっくちん。 でも値段が高い(¥700で一回のみの利用)のが難点。 海がみえるという露天風呂にはいるけど まっくらでな〜んも見えまへん(^^;波の音を聞きながら 贅沢な掛け流しのお湯でのんびりしていたら、 お風呂の終わりの時間30分もすぎていて 出たらスタッフのおにいさんがモップもったまま 床で寝ていました。うわわっすっごいごめんなさい。 テントに戻り、至福の湯上がりびぃるをぐいっと飲んで、 よぉく暖まった身体で11:30にシュラフにもぐりこんだのでした。 『しれとこ自然村>>HP』 斜里郡斜里町ウトロ加川365 Tel+Fax.01522-4-3352 キャンプ大人¥700、併設の「むらの湯」¥700 ごみ処理¥100で指定のゴミ袋を購入。 海に面したフラットできれいな施設、風がつよいとテントふっとばされそう、 コインランドリーもあり。 |
本日の走行距離:160km |