[03.07.18] 曇り、ときどき雨@東京
19:30、いつもならまだまだお仕事タイムです、が 前日は自宅お持ち帰りで、ほぼ徹夜状態。 上司に「今度の山、遭難したらマジで死んじゃう山なんですよー、 寝不足じゃ危ないですよねー?」とかなんとか言って早々に退散。 ここから都内某ひみつ基地へ向かい、最終的な荷物のチェックと入浴をすませて 22:30ころ今回のメンバーお揃いで お迎えのはまちゃん'sエルグランドに来てもらいました。 でも天気は曇りがちで霧雨がうっすら降っています(ーー; まずはいつものコンビニで明日の朝ごはんやら、車内でのおやつゲッツ。 コッソリ私とけいこさんは車内用麦酒を入手。 関越に乗ると同時くらいにプシューッ、ごくごく、ぷっふぁ〜 あとは、いつの間にやら穂高神社の駐車場までワープしていました、なんでだろー?(笑) 駐車場でプチ宴会の後、チョコッと仮眠、テントとクルマに分かれて、しばし休みます。 この時点で02:30くらい、1時間半くらいは寝られるかな… |
スペシャルデーなので エビスです、ウシシッ。 いっただきまーす♪ 10分で御臨終(笑) |
穂高〜中房温泉に向かう タクシー。 お花がさしてある看板、 なんだか可愛らしい。 |
[03.07.19] 曇ったり雨降ったり…コロコロ変わる@北アルプス
04:00携帯のアラームで起床、なんだか寝たのか寝てないのかヨクワカラないけれど コンビニで購入した朝食をとりつつ、身支度。 早くもタクシーの運転手さん達が穂高駅前で客引きをしています。 バスに乗るのも、タクシー相乗りもそんなにおカネが変わらないので 相乗りのカップルさん含めて8人で2台に分乗して一路中房温泉まで。 空は明るいけれど曇り空、運転手さんいわく「ここのところ下はこんなんだけれど お客さんから聞いたら(山の)上は晴れてるらしいですよ〜」 「ホントですか〜♪」 と、コロッと明るい声になります。 登山口で準備体操に、水の確保(2.5L)をし、アミノバイタルを飲んで、5:50いざ、出陣!! いきなり荷物が2L増えたのもあるけれど、 しょっぱなからキツイぞコンチキショー! 合戦尾根は北アでも3大急登だとは調べてはあったのだけれど… |
途中、良い間隔で第一〜三、富士見ベンチと
4箇所丸太のベンチの休憩所があります。 第一ベンチでは水場もあり ココで麓の水を捨てて、おいしい水に入れ替えちゃいます。 川から水をすくうので水筒には、 ちょっと葉っぱとか土とか入っちゃったけれど 麓の水より断然ウマイ! これでまたやる気になり、ふぅふぅいいながら登ります。 合戦尾根はキツいわりには整備がしっかりされているので 登りやすくはあります、が、 『私がザックを背負っている』のではなく、 『ザックに私がくっついている』状態では、 どんな坂道でもキツいんだなぁ。。。これが。 寝不足もたたってか、ついついうつむき加減で歩いてしまい、 肩がイタクなってきます。 森を超えたあたりから、雨がけっこう降ってきてしまいました。 |
富士見ベンチでチラっと見えた 有明山(信濃富士)。 汗なのか霧なのか、背中がビショぬれです。 |
そういや今年初のスイカ。 |
いままでは木があったから、だましだまし来られたけれど
とうとう観念してカッパを着込みます、でもあんまり暑くはないので カッパの中がムレムレのびしょびしょにはならず、 なんとか無事に合戦小屋に9:35到着。 合戦小屋で昼食(2度目の朝食?)にうどんを食べて、ちょっと肌寒いけれど 波田のスイカ(1/8カット¥800)をみんなでいただきます。 とっても甘くておいしいスイカでした。(高いけどネ) |
そして合戦小屋をあとに、出発。。。また大粒の雨がっ(泣)
脱いだカッパをはおって、ザックカバーも装着、う〜んやっぱ荷物でかいなぁ。 ここから合戦沢の頭まで、またまた急登。 食べたばっかりで、く、くるしい〜(@@; なんとか登りきり、またまた休憩。こんなに休憩するとは思わなかったでしょう ゴメンね、ちぃにぃちゃん@リーダー。 でもここまで登ればあとは少しラクな登りになります。 景観が望めないので、ついつい足元のかわいらしい花々に目がいきます。 これくらい楽しみが無いと寂しすぎるもん(;_;) |
合戦沢の頭でキアイのポーズ。 |
イワカガミ |
マイヅルソウ |
アオツノガザクラ |
シナノキンバイ |
初めましてのお花には みんなで立ち止まって、 写真を撮りまくります。 ハクサンイチゲ |
眺望はチラリズムの極地。 ココアで疲れを癒します。 |
さっぱり景色が見えないので、
意外とあっけなく燕山荘に到着11:55、 やっと本日の目的地に到着です。 テントを張って、 外は冷たい風が吹いて、 どんどん体温を奪っていきます。 ザックからフリースを出して、 カッパの中に着込んで、 足早に山荘へ… 暖かいココアをいただいて、身体を暖めます、 あぁ〜生き返る〜。 燕山荘はすばらしくキレイで 設備の良い、山荘。 トイレも簡易水洗で、トイレットペーパー完備、 しかも暖かいお茶が自由にいただけるんです! このままだとここに根っこが 生えてしまいそうなので、早めに切り上げて 13:20、燕岳に手ぶらで再度出発です。 |
テントサイト横には雪渓が。。。 燕山荘前にて。 |
何も見えましぇん…。 |
オブジェのような花崗岩。 |
しかし、Tシャツ・長そでシャツ・フリース・ かっぱを着込んでいるにもかかわらず、 すっげー寒い!! アップダウンがあまり無いから、 身体が暖まらないので、逆に辛いなんて(>□<) ザレた道を歩いて行くと、おっ! 北ア名物コマクサちゃんだ〜!、 クルクルひげのヘンチクリンな顔でお出迎えです。 |
高山植物の女王、コマクサ。 |
山頂集合「手」写真。 |
不思議なカタチの花に、しばし観察。 アルビノの白いコマクサがあるらしいと聞いて、 この後、白いコマクサを探すように歩いていました。 そして程なくして、14:00に燕岳山頂に到着。 岩にへばりついている山頂碑ではみんなで集合写真が 撮れません、よってカッパのそで口が入るように 集合「手」写真を撮ります。イイカンジでしょ♪ |
しかし、天候が悪いので北燕岳は断念して、
山荘へ戻る道の途中、「ゲロゲロロロォ」と カエルが鳴くような声がすると思ったら、 私のすぐ前を歩くTOMOEさんの目の前を鳥が 飛んで横切って行きました! 頭のテッペンに赤いものが見えたので ライチョウに間違えありません、 「ライチョウって飛ぶんだねぇ」なんて話をしていたら、 けいこさんが「いる!すぐそこ(小声)」。 そ〜っと振り返ると、真横にいらっしゃいました(^▽^) 彼は人を見ても臆することなく、 でも何か探し物でもしているようなカンジで 去っていきました。 う〜ん、初日でライチョウ君に会えるなんてシアワセ♪ |
すぐ近くを、トテトテ歩いて行ったお父さん。 |
コドモ、めちゃくちゃカワイイ♪ |
奥にお母さん。手前にコドモ。 |
テントサイトに戻ると、静かな人だかりが… なになに、と寄ってみると 今度はメスと、4羽のヒナのライチョウが! ヒナはふわふわで、まるまるしてて メチャクチャかわいい! きれいなお花をバクバク食べていました。 やっぱりこちらも探し物してる雰囲気、 先に見たのがたぶんお父さんライチョウだったのかも、 ちゃんと家族は会えたのかしら? 微笑ましい、ライチョウ親子でした。 |
| Top | Mountain Top | |