八ヶ岳の南端・編笠山[アブない山]
2004.07.03 sat.

今年はまだお山に登っていないぞー、
そもそも山あるき初めをしやすい
4月・5月の週末が雨が多かったのもあって、ようやく7月になって
どうしても海の日連休の富士登山にむけて
練習を!!っということで
ちょうどいい頃合の標高2524mの編笠山に行くことを決定♪


雲海展望台で見えた富士山(中央)先っちょだけだけど見られて良かった。


[04.07.03] 晴れ

都内某所に6:00に集合。
今回はだんし4名ぢょし2名の合計6名のパーティー、
はまちゃんのエルグランドに全員乗り込み、
お昼用に、おいしいおにぎり屋さんに立ち寄り、中央道へ♪
小淵沢I.C.までスムーズに流れていて、気持ちのいい八ヶ岳高原ラインを
快適走行、って
看板見落としてUターン(^^;
入り口にゲートのある県道618へ。

このまま、突き当たりまでいったところに駐車場、
手前500mのところに延命水があり、ここで水を確保しようとしていたのに。
またまたちょっと
行き過ぎてしまい、車から降りて歩いてむかう。

しかし。。。
大丈夫なのか、このパーティー?!

水筒を満たすんだけど、いきなり
多数の虫の群れに歓迎される。
「いや〜んっ」とわめきながらも
なんとかがんばって
3L(そんなにいらない)水を確保。
(しかし、この水、あまり状態が良くなく藻のようなもんが
浮いてました、飲料水は下界から持って行ったほうが良いでしょう)

車内に虫が入らない様に気を付けて乗り込み、登山口の駐車場へ。

山あるきの本に駐車場は100台とあったのに、じっさいは40〜50台がいいところ。
駐車場はすでに満車なので、道路脇に駐車。

車外は
虫がウヨウヨ飛び回っているので、車の中で支度を整え、
虫避けスプレーを右手に持って
えいやっと外へ、と同時に
肌の出てい箇所はもちろん、帽子、服にいたるまで
まんべんなく虫よけをかける。


登りはじめ、ミズナラの森の中を
ゆるゆる登る。
かなり虫よけ効くみたい。
それでも
顔にたかられるのは
かなーり気分が悪いので、
防虫ネットをかぶって、
これで安心
グリーンロッジ富士見平の
トイレで用を足し、靴紐しばって
ザックを背負って、9:20いざ出発。

出だしはゆるやかな森の中歩きだけど、
鍛える為に
無駄に荷物を
入れた大型ザック
を担いだ
私と参号さん(彼は水6L持参)は
ペースの早さに
ぜーぜーっ
先頭を私に変わってもらい、
スローペースで歩く。
しかしこの山は虫(アブ)が多い、
刺されちゃ大変なので
給水休憩のたびに、汗でだーだー流れてしまう
虫よけをつけなおす。

登りはじめて60分、
10:20
雲海展望台に到着。
雲上に頭だけ出してる
富士山(このページトップの画像)と
正面の南アルプスがきれい♪

雨ヲトコとよばれ続けてきた、
はまちゃんが一緒だっていうのに、
照りつける太陽が痛いくらいの晴れ、
参号さんは晴れヲトコとのことだけど、
はまちゃんの
強力な雨パワー
今日はナリを潜めているらしい(笑)

雲海の道標にて、ぢょしは虫対策万全。


押手川、その昔「苔を手で押したところ水が湧いた」と
いうお話からついた名だそうな。
この時期の
編笠山はアブが多いとは
事前に調べてあったけれど
ここまですごいとは
(@@;

みんなわちゃわちゃ
無駄な動きをして
虫をはらうのでストレスで
疲れ倍増。
養蜂家ばりの
虫よけネット持参の
私とHIROMIDORI嬢は
わりと余裕、
ふっふ〜ん♪


これがにっくき敵『アブ』
噛まれるとめっちゃくちゃ痛い!
そんな余裕こいていたら。
突然
手のひらに縫い針を
思いっきり刺したくらいの
激痛!
虫よけが汗ですぐに流れてしまう
手のひらにアブが食いついています!!
すぐに払い除けるけど、血がてろろーっと
出ています、腫れるのが嫌なので
血を絞り出して、ばんそうこう。
その跡は残らずに済みました。

クマザサが減って、足場がごろごろした
岩場になってきたところが、(11:16)押手川分岐
川といいながらもここは水は流れておらず
苔むした岩場になります。
けっこうかわいいお花がちらほら

急坂を一気に高低差420m上がるので、
かなーりキツイ
さらに、
森林限界を越えると、
かなり重たい荷物がこたえてきた(><)
5歩歩いたら止まって
ラマーズ法ばりの呼吸(爆)
アブもかわらずわんわんいます〜! 苦しいのにっ

押手川の急登。

軽装な、うさぎさんチーム
はまちゃん、HIROMIDORIちゃん、
hidekiちゃんはとっとこ行ってしまい

かめさんチームの私と参号さん、
ツナくんは、ただでさえ歩みが遅いのに
お花の写真など
優雅(ふりをして)
撮りながら(休憩がメインだったりする)

でもゆっくり歩きのおかげで下山する
他のパーティーの方から
タカネバラの咲いているところを
教えてもらえたのでラッキー♪

背の高いハクサンシャクナゲです。


ゴゼンタチバナ。

コケモモ。


愛らしいひとえ咲きのタカネバラ。

ヨツバシオガマ。

なんとかぜーぜーいいながら
13:14
山頂に到着
さっきまでたくさんいたアブは
いきなりいなくなりました。


上:山頂まであとひといきっ。
右:いつもの儀式。


全員無事登頂の図。
広々とした山頂、お天気がいいので
キモチいい〜。
でもちょっと雲が多めで、
富士山が見えないのが残念。



ひと通り。写真を撮り終えて
お腹がかなり減っていたので
ザックを降ろして
山頂ランチ♪(^o^*)
正面に南アルプス、
右手には諏訪湖、後ろには
八ヶ岳連峰♪の大パノラマ。

のんびり食事をして、
食後のコーヒー&昼寝つき♪

気がつけば
1時間半くらい
経っちゃっています!(驚)
いくら日が長いからって
これはのんびりしすぎです。

帰りは青年小屋経由。
重たい腰をあげて、軽くなった
ザックを背負い、さ、行きましょか。

青年小屋はちょうど編笠山と権現岳の谷間にあり、
降りて行く目の前にはででんと
権現岳、奥には赤岳が構えています。
今回はパスしたけれど八ヶ岳縦走もいいなぁ〜♪

シャクナゲ(花はなし)の木々の中の
かなりの急坂を抜けて、
その後、大きな岩がゴロゴロに。
ペンキ印に従って、ゆるゆる降り、15:15青年小屋に到着。


下りきったところに青年小屋、
手前が権現岳、奥が赤岳。

ペンキを頼りに、
大きな岩の上を下ります。


『遠い飲み屋』のちょうちん、
こんなユーモアがとってもスキ(笑)


押手川の様子、神秘的な森です。
ここから、押手川分岐まで
巻き道を行きます、
展望がなく、
だらだら長いので

行きと同じ道

ピストンの方が良いかも。

このルートが日陰だからか
もう夕方だからか(笑)、
アブは、いることはいるけど
だいぶ減ってきました。

17:10雲海で水分補給休憩をして
17:50
なんとか日のある内
観音平に到着。
暑さは分かっていたものの、
大群で襲ってくるアブにヘトヘト(><)
防虫対策は万全にしておかないと
本当に
痛い目にあいます、ご注意を。対策してても痛い目にあったし(泣)。
それでも山頂のパノラマは最高ですよぉ。

無事下山、おつかれ山〜。


+ コースタイム +
観音平 09:20 → 雲海展望台 10:20 → 押手川分岐 11:16 →
編笠山山頂 13:14(休憩96分)14:50→ 青年小屋 15:15 →
押手川分岐 16:40 → 雲海展望台 17:10 → 観音平 17:50
[ 歩程:6時間4分 ]
+ メンバー +
はまちゃん、HIROMIDORIちゃん、参号さん、ツナくん、hidekiちゃん、emi/6名


下山後にはドライバーには申し訳ないけれど
ふもとのコンビニで
お約束
キーンと冷えたBE●R♪ あぁ、シアワセー。

その後に甲府南インターそばの住宅街にある
しゅわしゅわ、ぬるめの源泉かけ流しお湯が
お気に入りの『山口温泉』へ、
はなさんの温泉サイト
極楽とらべる>>』の真っ赤なタオル(写真)を
肩に下げていったら、番頭さんに声をかけられ、
帰りに、とりモツとおそばのおいしい食事処も
紹介していただきました、
極とら効果はすばらすぃです、
ありがとうございます、はなさん。

ふもとのコンビニで麦ジュース(笑)


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