[02.07.27] 曇り
出発は深夜の予定、こういう日程の場合大抵は残業になるケド、 さすがに終電までは付き合えないのでコッソリ逃げ帰る。 お家に到着が22:00、出発予定は0:00!いそいでおフロに入り、 凍らせたアミノバイタル・チャージウォーター1.5Lもパッキングして、 Y.Kさんサーフにお迎えに来ていただき、 定刻ちょいすぎ0:15にお家を出発! 某駅にて隊長Hちゃんのエルグランドに乗り換え、 Oちゃんをお迎えに行き、01:20全員集合、中央道へ。 中央道〜南アルプス林道のウネウネ道を経て、 睡魔に襲われつつ広河原についたのは たぶん(半分寝てた)04:30ころ、それから仮眠。 |
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[02.07.28] 晴れ 07:30ころ暑くて目が覚める、起き抜けにいきなりごはんを食べていた音で 皆がぽつぽつ起きはじめ、支度を整え国民宿舎で用を足し(女のコにはカナリ重要) 09:00に登山道へ入る、吊り橋を渡ってすぐの急勾配に唖然 「イキナリこれかよっ」と、さま〜ず三村ばりのツッコミをしながら登り始めるが、期待でルンルンな一行は 結構ハイペースで大樺沢沿いをぐんぐん登る、沢沿いはきもちがいい♪ やがて沢から離れてくると、晴天だったために「暑い〜、きつい〜」と汗がダラダラ出る、 持っている水分には限りがあるので、計画的に給水。凍らせてきたアミノバイタルは、みるみる溶けていく。。。 |
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順調に大樺沢二俣へ11:00に到着、雪渓のうえにてランチ。 雪の上だけに風は涼しくていいのだけど、反射でかなり日ざしがキツい。。 SPF50の日焼けどめもむなしく、ジリジリ腕が焼けていくのが分かる(>_<;イヤ〜 しばしの休憩後12:15に二又を右又へ、たくさんのお花をみながら やっぱりの急勾配を登っていく、あまりの暑さにまたまた水を飲む〜 ここらへんにくるとかなり標高も高いので涼しいのだけど 空気も薄いせいか、10mも登るとすぐ息がきれる。ちょこちょこ休んでは登る。 |
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13:30ころから草すべりを歩く、グリーンのじゅうたんに色とりどりの花が咲き、夏山を実感、 途中見える鳳凰三山もキレイに見えていました。 |
15:00に稜線分岐、小太郎尾根から美しい稜線を眺めながら、 の〜んびり歩く事50分、「テントが見えてきたよ!!」 そして16:00に肩ノ小屋にやっとこさ到着、さっそくビールを買って みんなでカンパ〜イ! そして早い山小屋の夕食、17:00には夕飯を済ませて (メニュー:味付き焼肉、芥子菜漬け、ちょこっとサラダ、ごはん、おみおつけ) 外で景色を満喫。。。のつもりがあらら、胃に血液がいってしまい 目眩がするわ〜っという感じで山小屋でダウン。 1時間程ぐーぐー寝てしまいました 起きるとOちゃんもおやすみ中、静かにコソリと抜け出して 外をみると丁度サンセットTime! 写真を撮っているとみるみるガスが上がってきて、 10分ほどですっかり曇ってしまいました。 寝る前にみんなで今日の感想など語りながらBeer Time、 20:00には果てて就寝zzz。。。 |
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[02.07.29] 晴れ 03:00に暑くて目覚める、 まわりはぎゅーぎゅー (1畳に2.5人の間隔)で寝ているので 動けもしないので04:00まで待つ。 それくらいになると 起き出して来る人も多いのでそこで起床。 ご来光にはまだ時間があるので、 先に朝食をいただきます。 (メニュー:キビナゴらしき魚の つくだ煮、炒り卵、缶みかん、 ごはん、おみおつけ) |
朝からごはんおかわりし、エネルギーチャージ! 04:45、そして待望のご来光、なにも言えません、美しすぎます、感動で涙が出ました。。。 雲海に浮かぶ富士山、鳳凰三山、中央・北アルプスetc.背の高い山だけがぽこぽこ頭を出しています。 |
感動をお土産に肩ノ小屋を後にし、 北岳山頂を目指します。 やっぱり辛い坂を登り切るとガスがスッキリとれた、 山頂に06:30到着!! すんばらしい眺望!やっぱり高い!崖っプチを覗くと 胃が上がってくるようです、 お約束の三角点タッチをしてしばし感慨にひたる。。。 日ざしが刺すように強いです、 日焼け止めを塗り足します、 日焼け止めをしていないY.Kさんは よっぱらいさんのように真っ赤です。 そして、ここで隊長Hちゃんからこれからの予定をきく 「ここからさぁ、間ノ岳(あいのたけ) 行ってから下山しようよ〜」 |
嫌な顔をする私に皆の衆「『イヤっていっても行くんでしょ』って顔してるよ」 しょうがない、ここまできたら行くしかないっしょ! ちきしょー!と 07:00、気合いを入れて再出発!めざすは間ノ岳!!! しかし、かなりのアップダウンが激しい崖っプチ山道、 景色を楽しむにも 足がすくんであんまり見れません。。。 北岳山荘をすぎて尾根沿いをあるくのが、 とってもプチ縦走感満点、 中白峰(3055m)をこえたあたりでお昼をとります、男性陣は山小屋特製弁当 私は荷物を減らしたいので大量に持ってきた行動食のカロリーメイト、 チーカマを片付ける そしてここにザックをおいて、残りの行程を頑張りました。 10:40間ノ岳登頂!関西方面からいらっしゃった オバちゃんにシャッターを切ってもらう、 後ろで荷物をほどいている方に「ちょっと〜!写真とるから、しゃがんでもらえます〜」 と嬉しくもあつかましい発言に笑う私にオバちゃんは 「そのうちアナタもこうなるんやで〜」 と言います、ハイ、オバちゃんはこの世でイチバン強そうです。 |
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間ノ岳で行程が一緒だった方々とお話していると、みなさんこれから下山するという
私達にビックリします。。。ウ〜んと不安になる。 先のキビシさを暗示するように、ガスってきました。 じゃあ雨に降られるまえに北岳山荘までもどりましょう! 今来た道を戻ります、結構疲れが出てきたらしく、ゆっくりとしか歩けません ひいこら言いながら12:30、北岳山荘に到着。 自分にご褒美とBeerをいただきました、とっても清潔なバイオトイレで用を足し 再出発、下山です。帰りは吊り尾根分岐〜八本歯のコルへ しか〜し、ここはコワイ!!ほんとにコワイ!!ガスまででてるから 見えないし、激しい岩場です。足がかなり痛くなってきました、 さっきBeer飲んだことを早くも後悔、足に力が入りません(><) |
もの凄い花々に励まされながら、だましだまし進みます。 雪渓沿いのジャリではとうとう歩くことすら困難な状態。 足には指先、踵ともにマメが、膝はガクガク・ブルブルしているので まともに歩けません、歩けない自分のせいでみんなを待たせてしまっているので ふがいない自分にと、あまりの足の痛さに涙がポロポロ出てきました。 (この辺から余裕がまったくないので写真がありません。。) 二俣までもどり、ここからは多少土があるので少しラクになったのですが こんなに長かったっけ??と思うくらい長い!!行きはルンルンだったので 気がつかなかったけど、二俣からさらに倍以上の行程があったのです 登り始めにあった吊り橋の幻影を2回も見ちゃいました(^^; そのうち一回をナイトスコープ付き サイボーグことOちゃんも一緒に見てしまいました |
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すっかり暗くなって、国民宿舎広河原ロッジ到着が19:00、 自動販売機で念願の冷たいお茶を500ml一気飲みし Hちゃん'sエルグランドへ、サンダルにはきかえたら靴下と一緒に マメの皮が剥けてしまいました。でも膝の痛さで全然気がつかなかったよぅ そこから帰りの運転をしたHちゃんには本当に感謝です。 辛かったけど、こんな経験めったにないもんね、次回は今回観れなかった キタダケソウを見に北岳だけ登りましょう!そして下山前にはBeerは控えましょうね〜 今回企画の隊長Hちゃん、Y.Kさん、Oちゃん。 次回はちょっと楽な山いきましょう(爆) その後1週間ほどは筋肉痛、通勤で駅の階段すら苦労しました。。。 広河原:1520m/北岳山頂:3192m/間ノ岳山頂:3189m/標高差:1672m |
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