奥多摩[ 初心者ちゃん、2度目のガタガタ道へ行く ]2002.08.04sun

今年の7月に初めて群馬県の御荷鉾林道へ連れていってもらい
すっかりガタガタ道を楽しんだので、その第2弾でTさん先導で真夏の奥多摩へ!
「あつ〜い」と言いながらも頑張って走りました♪

朝空をみるとビミューな晴れです、蒸しています。
暑いなー、ジャケット着るの嫌だな〜と思うも、ガタガタ道だからちゃんとパット入りのサマージャケットに、
この日のために購入したFOXのモトクロスパンツ、ガエルネのMXブーツを履きます。
う〜ん、格好だけは立派なオフローダー(^^;

本日09:00に中央道石川PA集合なのだけど、
今回ワタクシ、2度目の高速道路走行です、
ちゃんと乗り場が分かるかちと心配なので07:15お家をあとにします
一番近い入り口は、あれあれ? 高井戸って降りるだけなの??
そんな〜知らなかったよ…しょうーがないので環8から甲州街道を走らせ
調布から乗りました、遠回りになっちまったゼ。
こんなことなら最初から調布へ向かえば良かった…
そしてこんなこともあると予想して早めに家を出てよかったわ〜

調布の入り口で、どきどきしながらブースで停止して、ハイカを渡して、返してもらってハンドルバッグにしまって…
はぁ、なんとか出来たわ。さて次なる難所は合流だわ! ってすごい渋滞。
てれてれと合流、そしてそのままてれてれとすり抜けです。
途中何度か革つなぎの速そうなバイクのおにーさんたちが後ろからやってくるので先に行ってもらいます、
みなさん手をあげてご挨拶して行かれます、が、まだ恐くて手がはなせない私はペコリとおじぎでお返事です。

08:15無事に石川PAに到着、
すでに着いていた御荷鉾林道ツーでご一緒したFちゃん(彼女も2度目の林道ツー)
そしてガタガタ道の先生、Tさんが手を振ってくれています。
今回初めてお会いするPさんとも、
「初めまして〜、今日は足ひっぱると思うので、よろしくです」と、ご挨拶。
しばしの談話ののち、いよいよ出発ですここから勝沼までノンストップで行き、
塩山方面から奥多摩方面へ向かいます、
いつもは青梅方面から来て、帰りはR20なので新鮮です。

しかし、今日の中央道はほんとに渋滞がすごいな…
ぞろぞろとみんなですり抜け敢行です。

09:40勝沼ICに到着、
塩山市内で愛車にごはんをあげて、
昼食を購入する予定が、
あてにしていたコンビニが無く、
R411をそのまま走り、柳沢峠に到着。
今日は雲で富士山は臨めませんでした、残念。

まあ、おなかへったらどこかで食べましょー、と
取りあえず峠の売店で飲み物だけ購入して、
そのままLet'sガタガタ道です!

まず1本目、柳沢峠を越えてすぐを左に入った三窪高原へ向かう林道へ、
あらら、舗装されていますよ?とことこと走っていると
おおっ! 念願のダートです(笑)、そろりと砂利道に入ります
前の日が雨だったために、小さな水たまりがあちこちにあって
「わーい♪」たぱーんと水たまりに入っちゃって楽しみます。
避けようと頑張ったってヘタくそなので、あえて入って楽しんじゃいます
(子供のころ新しい長靴を買ってもらって
水たまりで遊んだことを思い出しました)
しか〜し、でかい水たまりが先に見えます、
先頭のTさんは上手に避けていきます
2番手のFちゃんは避けようとして失敗、タポっと水たまりに落ちちゃいました、
3番手のワタクシは開き直ってジャバーッと水たまり中央を進みます。

(これって実は危ないです、ヘンなわだちや大きな石があったりしたら
コケちゃうもんね)
後ろを見る余裕がないので4番手のPさんはどうだったのかしらん?
とりあえずバイクもパンツもどろんこです(笑)
Fちゃんは普通のツーリングブーツにジーンズだったので、
本人はいたって平気そうだったけど、ちょっと可哀想。
またまた舗装道にもどり、脇っちょに、なにやら道らしきものがあります
Tさんが「どう?行ってみる?」
一同興味津々「行く〜♪」と元気にお返事。
わさわさと草が生い茂る獣道、ガサガサとかき分けながら進みます。

だんだん草の背も高くなってきて、先がどうなっているのか
分からなくなってきたのでTさんが偵察にお一人で先にいきました。

しばし、待つことになったので、エンジンを切って
バイクから降りてみます

しん、と静かな山の中、麓では暑かったのに
なんとなく涼しい風がふいていて、
夏山の花々が咲いています、
写真など撮っているとエンジン音が近付いてきました。

Tさんが偵察を済ませてご帰還です、
この先も行けそうだということで
ずんずんわしわしと草を分けつつ、
獣道を堪能。
この道はくるりと回ってもといた場所に戻る道でした。

その後わりと大きな廃虚へ行きます、こんなところにこんな建物たてて…
潰れちゃった宿泊施設らしいのですが。夜見たらけっこう恐いかも。

真昼のプチ肝試しをしたのち、次なる林道をめざしてR411へ、
今度はツーリングマップル記載の大ダル林道です
ここでは入り口に他のオフローダーのみなさんがいました、
みなさん走り慣れているようで、ばんばん反対側から飛ばして帰ってきます。

この大ダル林道はピストンなので、行ってつきあたったら戻ってくるのです、
さてさて今日の2本目は…と、
Tさん、Fちゃん早いです!!ついて行けないよ〜ん
ぼんぼこ石にあたって跳ね返るわ、滑りまくるは大変!

終点のつきあたりでお茶休憩をしていて、そのことを話していると
「エアの調整してる?」とTさん、「??」と私すると
Tさんがリュックからごそごそとある物を出しました。

ちゃらららっちゃら〜ん♪(ドラえもん風)エアゲージです、

これでみんなのバイクの空気圧をはかってみると、
なんと私のバイクは規定以上のエアが入っていました。
急きょエア抜きをしてみます、そして走ってみると…
全然違うよ!! ちゃんとグリップしてるのが分かります!
当然スピードもそれなりに出せるようになりました、

後ろを走るPさんいわく10kmも違ったそう(^^;
たはは、いい勉強になりました。

この調子で今日の3本目の泉水谷林道へ、
かなりいいカンジで走れます「わ〜い」とはしゃいでいると
下りで調子こいてリアブレーキかけすぎてリアがロックしてしまい、
ざざーっと流れて少し焦りました油断禁物ね。

途中みはらしの良いところで休憩していると、
Tさんの携帯が鳴り(こんな山奥なのに通じるんだ)
奥多摩周遊道を走っている、Tさんのお友達からで、
激しく雨に降られて雨宿りしているとか!?
う〜ん、さすが山、天候が不安定です。

たしかにさっきまでの青空はどこへ? 雨が追っかけてくる前に
柳沢峠へ戻り、ランチにしてまた勝沼から帰りますか、とバイクを走らせます。

途中川沿いの良い感じの道に、カメラを担いだおっちゃんたちがいます、
私達も路肩に停車して撮影タイム、いいね〜水場は、安らぎます、
ここはきっとマイナスイオンがでているよ。
今日走ったなかで、ここ泉水谷林道が一番よかったな♪

R411に戻り、柳沢峠へ急ぎます。
すると途中からポツリポツリと雨が落ちてきました、
峠に駐車すると同時にいきなりの豪雨!!! あ〜危なかった。
みんなでご飯を食べていると、ピカッとカミナリが落ちました、すると私の後方で
「ピー」という音とともに全ての電気がふっと消えました。→その瞬間、真っ暗でしょ。

ブレーカーが落ちてしまったようです。お店のおじさんが「すいませんね〜」といいながら
スイッチを上げます。そこからピカッと来るたびにブレーカーが落ちてしまい、
最初のうちはいちいち上げてあげていたのですが、ひどいときは1分もたたないうちに
落ちるのでもう放置。お店のかたも「雨がおさまるまで、これですみません」とロウソクを灯します。
雨どいからはどどーっと水があふれています、お店のおばちゃん命名「柳沢の滝」です。

雨も峠をすぎて、また降られそうなのでカッパを着込んで再出発です。
山を降りてきたところで大粒の雨が、良かった♪カッパ着てて。

途中コンビニによって雨宿りしつつ、抜いたタイアのエアを入れ直します。
Tさんは道具一式お持ちです、見習わなければ(汗)

それから、帰りのルートを考えます。
JHのおねーさんに電話をすると、中央道は行きと同じく大渋滞中、
では高速代ももったいないので
下道でいきますか、と、一路R20へ。

しか〜しR20も混み混みです、すり抜けできるところはして、
Tさん必殺の裏道を使ってもなかなか距離を稼げません、
お昼が軽めだったためにお腹がへってきたので途中のコンビニで休憩、
おやつとドリンク剤の投入です、そこからさらにがんばって相模湖I.C.へ到着。

チケットもらって停車するとFちゃんのライトが付いていません、
球切れらしいのですが、
ハイビームは付くのでライトの光軸をずらして応急処置、
Tさんは本当に頼りになります♪ その時私はなにをしていたかというと
お手伝いもできないので一服してました、ぷか〜。

ここから八王子料金所までほとんどすり抜けをして、
料金所手前でPさんは降りていかれました、
なんとか手が振れてよかった(^^)
料金を払って停車、Tさんは調布で降りられるということなので、
本日のお礼を言います。

八王子から先は空いていたので、あっというまに調布、Tさんにクラクションと片手を上げてご挨拶。
ここからご近所にお住まいのFちゃんと二人で高井戸まで行き、
環8井荻トンネル前の信号で「また行こうね!」と固い約束をしてバイバイしました。

混んでいたわりには早い到着で、20:30には到着、
カッパを玄関先で脱いでいると、ゴーっといきなり豪雨が降ってきました
ここまで追い掛けてこなくていいのに>雨雲くん
シェルパくんにカバーもかけずに家に避難。ほっておかれたシェルパくんはエンジンとマフラーから
湯気を出して怒っているようです、「ごめんね」と、後でちゃんと拭いてカバーかけました。

そして、今回2度目の林道もドキドキワクワクの連続でやっぱり病み付きになりそう♪
また、行きたいな!

今回のメンバー:Tさん、Fちゃん、Pさん、emi
走行距離:335km

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